平泉レストハウスに戻って「レストラン源」で、生ビールと「黄金ランチ」1,800円を食べる。食べ応えあったぞ!
前沢牛のたたきや、餅、蕎麦など地元の食材を使った料理だ。いやあ、食べた食べた!
「るんるん」の乗車券を見せるとここの土産物屋は10%OFFになるので、自分が家で食べたい、牛タンのスモークやフカヒレスープなどを購入。有給とったわけじゃないから、会社への土産はなしだい!
再び「るんるん」に乗って、義経終焉の地「高館・義経堂」へ。民家の裏山の登ったら、お堂があったという感じの所。この景色を義経も観たのかと思うと・・・別にあんまり感動しなかった。
まだ時間があったので、「るんるん」に乗って次の「無量光院跡」へ。本当の「跡」だった。発掘作業の途中のただの空き地。ここの平等院の建物みたいのがあったのかと、想像してみる。
あったんだろうなあ・・・。
そして「るんるん」で平泉の駅へ。16時27分の電車で一関へ。
ここで、「びゅう」特典、1,000円の駅弁が只でもらえる。が、腹がいっぱいで、新幹線では食べられず、家に帰ってから食べる。
いやあ、とにかくよく食べた二日間だった!充実!
「るんるん」って、平泉の観光地を回るミニバスだが、1日乗車券が300円。1回140円。他に交通手段がないんだから、もっと値上げしてもいいと思う。1日乗車券で、結局4回乗ったし。
中尊寺のバス停に、弁慶の墓があった。こんな所に・・・。
「びゅう」の特典で、平泉レストランハウスに荷物を預け、只でコーヒーを飲んで、中尊寺観光に出発!
第一駐車場はいっぱいで、中も観光客がいっぱい!韓国や中国の団体さんが多い。
月見坂って、のんびりした名前だが、結構急じゃん!
道の両側に弁慶堂や薬師堂など。ゆっくり一つずつ鑑賞。う~ん、いつから私は仏像女になったんだろう。
どのお堂や社にも、お守りや数珠を売る社務所みたいな売店がしっかり併設されている。この山全体が、寺の集合体なんだね。
本堂はちょうど、菊祭りと藤原祭りをやっていた。御本尊の前に藤原四代の位牌が並べてあった。
との説明を、団体に説明しているガイドさんの話で立ち聞きする。自由旅行は自由だけど、ガイドの説明もあるとやっぱり便利だよな~。
金色堂と讃衡蔵の入場料が800円。高い!と一瞬思ったが、考えてみれば、月見坂の入口で入場料なかったもんな。
金色堂は写真撮影禁止。
実は初めて観た。想像したより、大きくて立派だった。今まで観た人が口々に「小さかった」と言うから、私の頭の中では、畳2畳位の大きさに縮んでた。
象嵌細工などの細かいし、並んでる仏像たちも一体一体可愛いじゃん!
金字・銀字のお経もきれい。栄えてたんだね。
確かに夢の跡かもね。
昭和38年の改修までに使用していた、金色堂を保護していた建物はせっかく公開してるんだから、こんな風に塔婆柱みたいなのじゃなくて、金色堂のレプリカ飾って、写真撮影自由にすればいいのに。
レプリカ造るのだって、勉強になるしさ。
頂上の能舞台や白山神社まで行ってみた。麓の田んぼが見渡せて気持ちがいい。ずいぶん登ったんだなあ。
で、そこにあったのが、この看板。
11月1日(日) 朝、起きてまず風呂へ。昨夜と男女逆になっているので、外の景色が見えて開放感のある造りにはなってるけど、やっぱり洗い場が狭い。
バイキングの朝ごはん。かなりの種類!これは立派だ。
チェックアウトして、荷物をフロントに預けると、徒歩で毛越寺へ。
旧観自在王院庭園(二代基衡の妻が建立した寺の跡)を突っ切って行く。真中に池のある、出入り自由の公園だ。欧米なら、日曜は家族連れのピクニックで賑わうだろうに。
途中の看板で、砂利部分の所が牛車の駐車場と知る。
そうかあ、平泉は中尊寺以外は建物が焼失しているので、想像力を働かせて感じる場所なのね。
毛越寺は、朝早いせいか観光客も少なく、代わりに落ち葉を掃く人が多くいる。一時間かけて池の周りをゆっくり回る。
さまざまな建物の跡地が点在する。ここも、想像力を働かせて、今見えてる景色に建物を建ててみる。
常行堂のみ、270年前の建物が残っている。
正面からだとよく見えないが、横の窓からバッチリ見える。
しばし、見とれる・・・。
ホテルまで、また戻って、荷物を持って、「悠久の湯」バス停から巡回バス「るんるん」に乗って、今度は中尊寺へ。
10月31日(土)と11月1日(日)で、岩手県の平泉に観光に行ってきた。
JR東日本びゅう「みちのくの旅」で、東京⇔平泉とホテル1泊(平泉ホテル武蔵坊)とおまけの駅弁で、1名32,400円。
10月31日(土) 東京9:16発はやて11号で一関へ。ここから直接厳美渓に行こうとかという話もあったが、平泉の駅前芭蕉館で「盛り出しわんこそば」を食べてからにしよう!と平泉へ。
有名な観光地なのに、寂いしい駅前だ。地方都市ってやっぱりこんな感じなのかな? 左が観光協会。右の小さな建物が、レンタサイクル屋さん。
で、このすぐ左に立つ、芭蕉館で「盛り出しわんこそば」。
様々な薬味の盆がまず出され、それから椀12コが乗ったお盆2枚が重ねて置かれる。
お盆単位でおそばのお代わりOK。
1,780円。いろんな薬味で楽しめるので、24杯美味しく食べられました。
それから、ホテルに車で迎えに来てもらい、フロントに荷物を預け近くの毛越寺のバス停まで歩いて行って、厳美渓へ行くバスに乗る。
途中で、バスは観光客のため「達谷窟毘沙門堂」に15分止まる。時刻表をみたら、15分待機とあるので、岩手交通に電話して、この15分で観光できるのか、前もって聞いておいた。
一度、降りるので、その際料金を支払うんだけど、今までは交通の便がなくて行けなかった所だから、まあ、岩手県交通に感謝。
岩にめり込んで建てられてる毘沙門堂と坂上田村麻呂が弓で彫ったという伝説のある磨崖仏を観る。
毘沙門堂の雰囲気が、ギリシャのパトモス島のヨハネのいた洞窟に似てた。ここは、なんか東北の文化を感じる。観る価値あり。
さらに10分位で、厳美渓に到着。
平泉に戻るバスは2時間後までないので、ゆっくり散策。
紅葉は「赤」は目立つけど、それ以外の色はまだだった。
有名な空飛ぶ団子は、後で店の方でゆっくり食べようと思ったら、店は早々に閉めてた。空飛ぶ団子は夕暮までやってたのに・・・。まあ、観光客は、景色をチラッとみると、後は籠に乗って運ばれてくる団子の方に熱中してるから、店より大事なのかな?
遊歩道を歩きながら、川まで行けないのかとウロウロしてたら、行けた。立ち入り禁止のロープがない場所があったので、そこを突き進んで見た。
途中、刈られた下草が重なって落とし穴みたいになってたり、湿地帯を通ったり、小さな川を ジャンプしたりして辿り着いた。元気なアラフィーだ。
コーヒーを飲んで一休み後、バス停そばの「サハラガラスパーク」へ。
入口がシュール!閉園10年後のテーマパークみたいな寂れかただ。だが、奥に観光バスの駐車場があるらしく、人々がどんどん入って行く。
面白そうなので建物の中へ入ると、すっごく賑わってるガラス製品屋さんだった。キラキラした色彩と、平泉に着いてから始めて見る人の多さだ。
16:31の最終(!)バスで、平泉に戻り、毛越寺バス停留所で降りてテクテクホテルへ。バスの運転手さんて、あと家に帰るのかな? 東北地方の人の平均睡眠時間が8時間というのも納得できる仕事の終わり方だ。
温泉入って、食事。温泉は大浴場の割にはせまくて、洗い場も、気を使わないと周辺の人にシャワーの湯がかかる。まあ、古い建物なんでしょうがないか。お湯は温度はちょうど良く、肌がすべすべになった気がする。
食事は、生ビールを頼んで、その後サービスのグラスワインを飲みながら。前沢牛のしゃぶしゃぶは美味しかったぞい!いやあ、食べた食べた!デザートのさつまいものパンナコッタまで、完食!
5月5日。新潟在住の友人が車で、ホテルまで迎えに来てくれる。
こちらもいいよ、と推してくれた「瀬波温泉」に行ってみる。ここは日本海に面しているので、風呂に入りながら日本海を眺められるというのがウリ。
でさあ、海岸の砂が白色なんだよ。日本海というと黒砂のイメージなんだが。ずっと白砂が続いている。小さい子供を連れた家族連れが、ミニテント広げて、お弁当を食べたり、バーベキューをしたり。平和な日本!
思わず、近くの土産物屋で、貝の煮込みやコロッケを買って、私だけビールも飲む。
そして月岡温泉へ。
一人2万2千円で、14時チェックイン翌日14時チェックアウトで3食付き。24時間滞在なんで、のんびりできて良かった。
これからは24時間OKを狙おう!写真は夕飯。
月岡温泉では「酒天童子」というイベントをやっていて、500円でぐい飲みを買うと5回分の試飲券をもらえる。月岡温泉中のホテルや土産屋で、1軒あたり3~4銘柄のお酒を用意している。このお酒は全部で96銘柄あって、新潟の全蔵元分。夕方には、私達と同じように、ぐい飲みと案内地図を持って、浴衣と下駄で歩きまわる観光客多数。試飲してるとおつまみを出してくれるところもあり恐縮。でも土産物屋に試飲に行けば、飲んだ後ほとんどの人がついでに何か買っていくし、美味しかったお酒は買おうと思うし、参加者も楽しいし、イベントとして大成功!と思う。企画者偉いぞい!
温泉にも5回入る。良く食べ、良くしゃべり、良く寝た!
5月6日
14時にチェックアウトし、私の新幹線の時間まで、「北方博物館」に行く。戦前まで豪農だった伊藤家の家を博物館として公開している。
建物自体は、昔の農家の大き目の建物って感じ。大広間は立派だったが。私も友人も「小さい時に田舎の親戚の家はこんなもんだったよね。」と。
だって台所の釜戸も、農機具を入れるための大きめの玄関も、急な階段も覚えてるもん。
そして、ここの藤棚と、確かに立派すぎて個人の庭とは思えない日本庭園が、TVアニメのサザエさんのオープニングで紹介されているそうだ。
入場券を買うと「号外」としてサザエさん放映告知のチラシが配布され、藤棚や日本庭園を見てると、観光客の「ここがサザエさんのよ~。」という声が聞こえる。
さすが、高視聴率番組の影響力!
入場者数も増えているんだろうな。
新潟駅で、友人に8合入の日本酒とお饅頭をお土産にもらう。
ど~もありがとね!
次は越後湯沢かな。24時間OKの旅館を探そう!
5月4日月曜日、「MAXとき」で11時に新潟駅着。
ガイドブックに載っていた、駅ビルの回転寿司「海鮮屋」で。近海ものを選んで9皿食べて2,000円近く。う~ん、普通の寿司屋でランチの方が良かったかも。
その後、観光客用バスの1日乗車券を買って、バスを待つ。新潟出身漫画家にちなんで「ドカベン号」と「犬夜叉号」が、右回りと左回りに分かれて1時間で一回り。なんだが、GWで新潟市立水族館「マリンピア日本海」周辺が混んでいるそうで、30分以上待つ。目的地はその「マリンピア日本海」。一応、元ダイバーだし。
渋滞の中到着すると、入場券を買うのに100m以上の列。
私の前のカップルが「ディズニーランドもこんなに並ぶのかなあ」「もっと並ぶって聞いたよ」って、可愛い。列はドンドンすすんですぐに中に。
中はどこが少子化か?と思うくらい、歩けない赤ん坊から3歳くらいの子供がうじょうじょ。それにその親と親の親。当然、子供にガンガン蹴飛ばされたりするんだが、親は謝りもしない。ニコニコ笑って(うちの子、ヤンチャでしょ)と、誇らしげに私を見る。GWに一人で水族館に来ている変な中年女でしかない私は、睨む事もできず。愛想笑いする気も起きず。
イルカショーは、意外と大きいバンドウイルカが跳ねるので、楽しかった。
市立の割には頑張っている水族館だ。敷地内に公園もあるので、家族連れは1日中楽しめるんだろうなあ。
そうか、ここは新潟県。
日本海に面しているので、(自販機でビールでも買って、波打ち際で飲むかあ。)と思って海に出てみたが、見渡す限り護岸工事をしてて、海が遠い。
さらに100mほど沖合には延々と波消しブロックが。
これは、不審船上陸阻止のためか?
なんてね。
市街地に戻り、古町通りの「水島新司まんがストリート」へ。
アーケードの商店街、150m位の距離の両脇に、ドカベン等のキャラクターの像がポツリ、ポツリと。
あぶさんの景浦は似てなかった。
人通りも少なく、寂しい・・・。「まんがストリート」が終わったあとも、さらに寂しい古町通りは続く。夜になったら、もっと人がでてくるのかなあ。
「水木しげるロード」は、もっと賑やかなはずだが。
最後にレインボータワーに上る。
見た目からしてボロくて怖い。
でも100m位の高さなので、マカオタワーの半分以下だから、高所恐怖症の私でも大丈夫かと思ったが、ダメだった。
手摺を握りしめる。新潟市を一望できるから、乗る価値はあるかもしれない。450円だし。(一日乗車券を見せると400円)。
夕飯は、居酒屋みたいな感じの所は観光客で混んでいたので、ラーメン屋のカウンターでビールと餃子とキムチとラーメン。
完全におっさんだなあ。
そして、本日の宿、朝飯付で3,980円のホテルに帰る。
明日は月岡温泉!