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旅行やら映画やらの独り言

岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その4

2022-08-25 13:06:03 | 旅行記・中部

馬瀬川沿いに、金山巨石群から金山方面に戻る。やっぱり、岩、多いなあ。

 

⑩昼食:道の駅 かれん 13:15~14:15

 

右)左上が飛騨牛朴葉味噌焼きです。

 

⑪日本最古の石博物館(岐阜県加茂郡七宗町)15:00~16:00

道の駅みたいな一画にあった町立博物館。ここも駐車場はいっぱいだった。夏休みだなあ。

 

1970年に発見された七宗町の飛騨川河床にて発見された日本最古の石を展示するために1996年に建てられたんだけど、島根県津和野町で2017年5月に採取された岩が日本最古だと分かり、今はその石も展示している。最古とか歴史なんて、科学の日々の進化でどんどん変わるもんさ。

 

↓ 飛騨川の最古だった石。但し、岩石まるごとではなくて、礫石を構成している小さな礫。

 

 

↓ 津和野で発見された、現在の日本最古の石

 

この博物館のすぐそばが、飛水峡という飛騨川の峡谷だった。

もっと早く気が付けば、もっと近くまで行けたのかな。川、やたら見てるけど、全然水に触れてない。

17:20に、大垣駅そばのクインテッサホテル大垣着。この日は、夕食が付いてない。昼食が遅かったり、最近ダイエットであまり食べないようにしているので、抜こうかと思ったど、ちょっと駅まで行って、チェーン店の「おらが蕎麦」で、550円の生ビールと枝豆とおでん2品セットと結局牛肉そばを食べてしまった。でも、これで1,400円ってお得!

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その3

2022-08-24 21:17:49 | 旅行記・中部

8月20日 土曜日

9:00 バスはホテルルートイン恵那を出発。

↑ 黒川かな?

↑ 木曽川 やっぱり巨石がゴロゴロ。鮎釣りかな?

 

⑧金山町筋骨めぐり(下呂市) 10:10~11:00

ドライブイン飛山で、筋骨めぐりのガイドさんと待ち合わせ。飛騨街道金山宿の、筋(すじ)と骨(ほね)のように人間の体に例え、複雑にからみ合ったせまい道のことで、でも国が定めた公道だそうだ。このガイドさんの話がなかなか面白かった。

 

左)本当にこんな狭い道を行く。 右)こちょこちょの木。さるすべりの木だけどね。

 

で、水路沿いに立っている家を見に、水路まで降りる。

 

水路の上に1階を無理やり建築した家並み。「ハウルの動く城」として紹介されている。

↓ で、水路脇の地下室扱いにもこんな部屋があって

手摺下の右の白いこうもりマークは、夜に羽ばたくという事で、その手の女の人の商売部屋だったそうだ。宿場町の名残。

 

左)水路上の天井は1階の床になる 右)洗い物をした清水。どんどん水が沸いていた

この後行く「金山巨石群リサーチセンター&ギャラリー」にも寄る。

宿場町時代の家の中。壁面に絵が描いてあり、柱なども当時の繁栄ぶりを語っている。

実はツアーの日程表には入ってなかったのだが・・・。意外と面白かった。

 

馬瀬川沿いに20分位北上。ダムに堰き止められているので、川幅が広くなっている。

 

⑨金山巨石群(下呂市金山町) 11:30~13:00

古代太陽暦である金山巨石群を、25年研究している人にガイドをしてもらう。

山の斜面(昔は木が茂っていたらしいが今はある程度整地している)に巨石がある。

 

1.北極星を指す岩

斜め(35度)になっているこの石の三角形の頂点部分の延長上に、当時(BC.2500年頃)の北極星(りゅう座α星のトゥバン、今はα星こぐま座のポラリス)があったそうだ。

でも、この石の近所の石も角度は違うけど斜めなんだけど・・・。

 

 

2.再現館(太陽カレンダーシミュレーター)

岩屋岩陰遺跡の太陽光が入る角度で季節が分かるというのを分かり易く説明した場所なんだが、狭くて入れなかった。笑

後から入ったら、こんな感じ。

 

3.線刻石のある巨石群

 

↓この岩の間から、夏至の日には太陽が昇り、反対側から見ると冬至の日には陽が沈むそうだ。

 

↓ 線刻線のある巨石

 

↓  これも太陽観測する巨石

 

 

↓ この岩は人手が入っていると思うけど

 

↓ 線刻石のある巨石群の後姿

 

↓ 線刻石の洞窟の中

 

4.岩屋岩陰遺跡巨石群

ここは、平治の乱(1159年)の頃の伝説が残る洞窟があって、社も祀られている。

斜めになった巨岩3つが扇のように重なっている様は確かに不思議だ。

研究者でもあるガイドさんが一緒なので、柵の中に中に入れる。

 

左)小さな社の裏に巨岩3つが重なってできた空間がある  右)コウモリの繁殖地でもある

 

ここも太陽の光が入る角度でカレンダーになっているらしい。左)研究者の観測の跡 右)太陽光が入る場所

 

研究者でもあるガイドさんが。縄文時代の太陽暦カレンダー熱く語るんだが・・・。どうなんだろう?

確かに縄文時代、ここに人がすんでいたのかもしれないが、自然石のようにも思える、それに、なぜこの山奥の場所で観測するんだろう?

この場所の向かいは、こんな山肌だし。平地の方が絶対観測しやすいと思うんだが。そしてこの山奥でない方が、観測結果を人々に報告しやすいと思うのだが。

イギリスのストーンヘンジ、エジプトのギザのピラミッドやアブ・シンベル神殿、メキシコのチチェン・イツァ、アイルランドのニューレンジと同じ時期であるから(ざっくり過ぎるけど)何かしらの共通性があるとも言ってるんだけど、巨石が好きで全て行ってる私としては

①例に挙げてる外国の巨石遺跡は全て平地にある

②例に挙げてる外国の巨石遺跡しっかりと誰が見ても人工建築物

なので、同意はできないなあ。

あと、研究者の人がアブ・シンベル宮殿の2月22日(ラムセス2世の誕生日)と10月22日の年に2回、朝日が一番奥の像に朝日が差し込むように設計されているのを、吉村作治氏に「ラムセス2世という個人の誕生日ではなく、太陽暦という大きい括りで建築されたはずだ」と言ったそうだが、エジプトに旅行した事のある人間なら、誰しも思うはずだ。「いやいや、あの自己顕示欲が強いラムセス2世なら自分中心で建設するだろう」と。

 

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その2

2022-08-24 12:26:13 | 旅行記・中部

バスで10分位走る。田んぼや畑の中、新しい住宅が建てられてる地域。

④丸山神社(岐阜県中津川市)・鮒岩 15:20~15:50

このこんもりした山が丸山神社。

神社正面。実際登ったのは、西側の坂道だけど。

 

すでに、登る途中から、巨石がゴロゴロ。

左が神社拝殿で、右の人が登っているのが、夫婦岩。

本殿前には、松ぼっくりで作成した蛇が2体。

夫婦岩を登ると、女部分(直線の割れ目)と鮒岩の尻尾が男部分にも見える。さらに、太陽が一直線に差し込む時間帯がるらしい。

ちょっとくだって、↓鮒岩。

鮒というより、たい焼きのような・・・。

 

左)尾部分の拡大 右)鮒岩、下の岩とはつながってない。

神社を降りて、外側(民家側)から見るとこんな感じ。

尾の部分の横線(たしかに楔を打ち込んだ跡があるけど)の延長線上に、巨大岩の遺跡があるというレイライン説があるらしい。

現在、回りに民家も建ち、木も茂って(すぐに樹木が育つのは日本の素晴らしい風土だと思う)いて、鮒岩を見るためには見難いだが。

例えば、2018年7月の、この方の記事だと、凄い写真が見易いので、貼らさせていただきます。m(_ _)m

近くには、苗木城跡という巨石を利用した山城もあるらしい。あ~、自動車の運転ができれば! もしくは運転してくれる人がいれば!個人でいろいろ回れるのに。

 

バスで20分位移動。

 

ストーンミュージアム博石館(中津川市)16:10~17:00 

株式会社ストーンパークという石材加工屋さんがやってる、テーマパークみたいな所。デートスポットにもなっているらしくて、結構カップルの来場者も多かった。

ピラミッドの下は迷路になっていた。

 

「あと半分」の表示の確認後、出られた!と思ったら、入った場所から出ていた・・・。

また、バスで10分位走る。

↑ 木曽川と恵那峡近辺

 

⑥傘岩&千畳敷岩(恵那市) 17:10~17:25

木曽川が大井ダムでせき止められて川幅が広くなっている場所のすぐ近く。公園みたいな緑地を徒歩でちょっと登ると傘岩があった。傘というよりエリンギに見える。

そして、さらに登ると千畳敷岩。

 

すぐ上には、祠もあった。

登ってみて、木曽川を眺める。なんか水の流れで浸食されて上部は平たく、サイドは丸くなった感じ。傘岩も、沖縄の海岸にあるノッチのように見える。何万年か前、ここは水辺だったような気がする私であった。

 

⑦夕食「湖楽園 17:30~18:30

すぐ側の、雰囲気のあるお店で、傘岩&千畳敷岩までマイクロバスで迎えに来てくれた。

 

鮎の塩焼きやら自然薯やら、なかなか美味しかった。

この後、バスで10分位の、ホテルルートイン恵那に宿泊。ホテルの駐車場は満車。スポーツの夏の大会参加らしい高校生が宿泊してた。岐阜県、広いからなあ。試合するのも大変だ。

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その1

2022-08-23 20:17:55 | 旅行記・中部

旅行会社のサイトを見てたら、岐阜の巨石を訪ねるというツアーがあった。岐阜に巨石かあ。知らないなあ。で、一人参加で申し込んで行ってきた。

 

8月19日 金曜日

東海道新幹線のこだまで10:51分三河安城駅着。添乗員さんとナビゲーターさんと客17名で観光バスに乗車。バスは一人で2席使用だ。

 

①恵那峡サービスエリアで各自昼食  13:50~13:30

なんでこんなに混んでいるんだ? あまりの混雑ぶりに、ゆっくり食べるのが面倒になっておやきと揚げ饅頭を食べる。

高速降りて、中津川を渡って。

 

桃山公園女夫岩 13:50~14:05

桃山公園自体は小さめの公園なんだが、そこに巨石がゴロゴロ。

元々、「中津川市や恵那市は、「恵那錆石(えなさびいし)」といわれる花崗岩の分布地で奇岩巨岩が多い地域」らしい。

女夫岩(めおといわ)はこれです。きちんと整備された公園にどっしりとこんなモノが。もちろん、右が男で左が女。

↑ もちろん、信仰の対象になっている。

男岩を角度を変えて。ホホっ~。確かに今まで見た陽石の中で、一番の大きさ&太さ。

右側に人がいるけど、左側に道はかなり下っているので、高さ8m位あるらしい。

↑ こっちは、女岩。仲良く隣同士で、めでたい。

この公園、他にもゴロゴロ巨石がある。

向こう側の建物は「子ども科学館」。子供はいろんな事に興味を持つんだろうなあ。

巨石が最初にあって、後からきれいに整備して公園になっているという不思議な場所だった。

 

木曽川を渡って移動。

 

中津川市鉱物博物館 14:30~15:10

「岐阜県中津川市苗木を中心とする長野県木曽郡南木曽町から岐阜県恵那市北部にかけての一帯は、「苗木‐上松花崗岩」と呼ばれる花崗岩の分布域で、この花崗岩体から水晶・トパーズをはじめ多種多様な鉱物が産するため、鉱物の一大産地「苗木地方」として明治時代からよく知られてきました。

中津川市鉱物博物館は、苗木出身のアマチュア鉱物研究者・長島乙吉氏(1890~1969)と子息の地球化学者・長島弘三博士(1925~1985)から中津川市が寄贈を受けた鉱物標本「長島鉱物コレクション」を基礎に、1998年に開館した市立の地質系自然誌博物館です。」

正面建物も水晶の結晶の形。

 

 

ここも意外と(失礼m(_ _)m)家族連れがいて、外の「ストーンハンティング(10m四方の砂利場から水晶を探す)」を真剣に楽しんでいた。

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