落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「透明人間」

2020-07-16 21:24:40 | 映画

トム・クルーズの「ザ・マミー 呪われた砂漠の王」がコケたから辞めてしまった「ダーク・ユニバース」シリーズとして作られるはずだった。主演は、ジョニー・デップの予定だった。

でもね、地味な役者と低予算のこの「透明人間」、面白かったのよ。

ツッコミどころはあるけどさあ、最初からストーカー彼氏から無事に逃げられるかどうかハラハラし。エッー、部屋に誰かいる!になり、主人公の言ってる事を誰も信じてくれなくなって、やがて反撃!という、分かり易くてグイグイ引っ張られる展開に満足。

主人公演じるエリザベス・モスはさあ、自分で劇中でも言ってるけど「若くてきれいな女は他にいっぱいいるのに、なぜ私?」。

そうなの、若くなくて、体重65㎏位ありそうな腰回り、美人ではない。肌も汚い。なので、親しみがある。最後に、ドレスアップして登場するんだが、やっぱり太い。

だから余計、なぜ、彼女にここまでジェームズは執着するのかは、全然分からない。光学の権威で「透明人間」スーツを発明するほどの頭脳があるのに、なぜ、その技術を彼女へのストーカー行為に使用するのか。もったいない。ソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)と言ってたなあ。便利な言葉だ。

透明人間が、なぜあんなに力があって格闘技が強いのか、脚立なしで屋根裏部屋にどうやって出入りしてたのか、スマホ取りに帰ったのか、とか、そんな事はいいんだ。映画に勢いがあったから。

お兄さんがどこまでどう関わってたかも、いいのさ。どんでん返しかと思って、一瞬おおっ!って思ったから。楽しかったもん。

ラスト、彼女はアベンジャーズに参加するの?と思ったが、ユニバーサルだから、ジャスティスリーグか。そうなると、次回作はこのちょっとB級ホラー感はなくなって、B級SFアクション映画になってしまうのだろうか?

 

コメント
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