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あんたは橋の下から拾ってきた子だよ・・

2012年01月27日 22時39分37秒 | のほほん日記

Hasigetah

幼い頃、悪さをした時、「あんたは橋の下から拾ってきた子だよ・・」と親から言われたことがある・・初めて聞いた時はショックだった。そう言えば・・・を悪い想像もした。昔は、子供をちゃかすときに、全国的にも使われていたと最近になって知った。(遅い
その言葉の由来が妙に気になって、ネットで検索してみた。すると次の解説が目を引いた。

質問のページ

(こたえ)
昔、河原はあの世とこの世の境界で、あの世に近い場所として認識されていたようです。
また、河原は市街地に近い空き地として、芸人などの無宿人が集まりやすい場所でもあったようで、そこからという侮蔑用語が生まれました。

育てられない赤ん坊を河原に捨てると彼らが育てたり、また、暗黙の裡に橋の下に置くことで捨てたのだと周知させることが出来たので、拾われる確率が高かったのではないでしょうか?
また、弱い子供を一端橋の下に置いてきて、他の人に拾ってきてもらうことで、運を変えるというまじないをしたことがあると聞いたことがあります。
それは、死の淵から生還させるという意味があり、子供の成長を願った行為(まじない)であると思います。

さて、ここ数年その「橋の下」を利用して日曜日の夕方、ギターで弾語りの練習をしている。きっかけは、ある音楽祭出場のため練習場所を探していた時のこと。偶然通りがかった橋の下、灯りが点った橋の下を発見、練習をしたのが始まりだった

狭い家では、思い切り歌えないこともあり、練習場所が課題だった。音楽仲間によると、皆、家ではやはり"騒音"扱いとなるようで、練習場所には皆、苦労している。
月~月は、冷たい川風で指がかじかんで、練習はできなくなる。この期間は春を待ちながら、自宅で静かに練習・・・という期間が続く。

ちなみに橋の下を選んだのは、市街地が少し離れており、車の通行も少ない。また思い切り歌えるだけでなく、雨を凌げ、日差しも避けることができ、夏は心地よい風と、程良い残響音(エコー)がかかることも理由だ。

橋の下は「芸人が集まりやすい場所」か・・・。同じ芸をするものとして、「橋」でつながっているのかな。そう思うと、この場所もなかなかのものだ。歌に限らず、この空間は、いろんな芸を磨ける場所でもある。

(写真は、自宅から分で行ける広瀬川に架かる橋の下の様子)


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