晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

不用品の行方

2013-03-04 09:08:23 | 地域の文化や出来事
かって稲刈り後に行う籾摺りは集落の共同作業で行っていた
20戸ほどで小さな農事組合をつくって運営していた
それも20年くらい前に農協に依頼したり籾すり機を個別購入したりして
組合は解散し、そんな時代もあったなと時折話題に出る程度であった

地域の集会所に、この時の籾すり機が残っており解体処分することとなった
これが実に重く大きなもの
ウインチで本体を上昇させ下に二輪をはめてやっと動くしろもの
博物館行はないかと思案したが解体の道を選んだ

当時の組合員15人で金属と木部を分離し
金属部と延長ケーブルは解体処理屋さんに運ぶことに

このところ無料回収しますと不用品の回収業者が家々を回っており
我が家でも時々出す時がある
そんな所へ出そうかと話し合っていたら
これだけの物なら確かな解体業者へ持ち込んだら
多少なりとも返ってくるはずと車で10分の解体屋さんに向かう

くしくも今朝の新聞で不用品回収業には自治体の許可を得ず
行っている業者が多く、管理や対策が不十分でフロンガスの発生や
火災を起こすなど環境に影響を与えるので注意するようにとあった
これらは解体されてどうやら中国に行くらしい
結果としてPM2.5なる悪性スモックガス発生に手を貸していることになる

アベノミクスの効能なのかこの1ヶ月で金属値
ことに銅線の価格が高騰しているらしい
おかげでタダ同然と思った廃棄物に26,000円の値がついた
コメント
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