晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

人生無情

2016-10-16 06:44:11 | 人生
朝夕の冷え込みに身震いしている昨今です。
でも10月半ばとなればこれが当たり前の季節なんですね。
今までが暖かすぎたということか。


昨日のお昼に近くの団地に住む会社員時代の後輩から、
悲しい便りとなる電話がありました。
亡くなったのは私より2歳若かったが5年ほど前に臓器の癌を発病し、
この間手術と復職を繰り返し癌と闘ってきたが遂に果てました。

今年の3月に65歳の節目で職場人生と区切りをつけたのと、
元気になったとの報告を兼ねて数人の仲間たちで会ったばかりです。
聞けば翌月には癌の転移が見つかり、
この半年間は病院暮らしだったとか。

夜はお通夜に参列してきました。
お棺の中の君は安らかな人生を往生した優しくきれいな顔立ちで、
微塵もその苦しみを見せていませんでした。

亡くなる人の半数が癌だという時代です。
でももう暫く生きたかったに違いないでしょう。
孫の成長も見たかっただろう。
人生は無情です。
順番で逝けるわけでありません。

<歳重ね再起かなわず先に逝く>

コメント (6)
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