晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

牡丹華(ぼたんはなさく)

2023-04-30 06:08:42 | 人生
4月30日からは七十二候の一つ『牡丹華(ぼたんはなさく)』です。
牡丹華とは、牡丹の季語は夏になりますが、
牡丹が開花し始める頃のこと。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花 」
とも言われ牡丹は美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを、
花に見立てて形容されていますね。

弘前城で出会った遅咲きの桜である、
八重桜も何となく桜世界の「牡丹」かも。



現在の弘前城は元々あったところから100mほど動いていました。
古い写真はこんなロケーションです。

石垣が膨らんで危険な状態となったため、
2015年に家曳きで現在地へ移動し、
現在も石垣の修理が行われていました。


家曳きってお城でも動かせちゃうんですね。
だから天守閣の中は木造なのに鉄骨で補強してあった。

この城も江戸時代から残っているんだが、
我が街の犬山城は国宝で、
こちらは重要文化財らしい。
その違いは1611年に築城されたものの、
1627年に落雷で貯蔵してあった火薬が大爆発し焼失してしまい、
200年後の1810年にに再興されたからかな。
でも素敵な古城でした。
因みに犬山城の築城は1537年です。


< 弘前城謂われ知る桜旅 >
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