晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

栗泥棒対策

2021-08-01 06:07:57 | 野菜・果樹づくり
昼間の猛暑には如何ともしがたくウンザリですが、
このところ二日続けて夕方にお湿りです。
雷鳴を伴っているのでやや怖さもあるが、
この雨は打ち水以上の効果があって野菜たちには潤いの水です。

8月下旬から栗が実り始めます。
春から肥料をやったり下草刈りを勤しんできたが、
気にかかるは栗泥棒対策です。

今までは四本足の猪対策だけしていれば良かったが、
昨年は設置してある獣カメラに、
二本足の栗泥棒が何組も写っていて驚愕唖然とした。

ここは入鹿池湖畔の山中で昼間でも人はいない。
昨年対策として入口付近30mくらいを柵を巡らせたが、
ここは山の中ゆえ樹々を抜けて簡単に入られてしまった。

そこで特にウイークポイントとなるエリアに、
有刺鉄線を張り巡らせることにした。


足場の悪い水路沿い約40mに設置したが、
半日かかって汗だくの大変な作業となってしまった。
巻いてある有刺鉄線だが単に引っ張るだけでは回転してくれず、
何回も少しづつ出しながら行ったり来たりである。

これだけでは完璧でないため今考えているのは、
この栗畑が一本道の行止まりにあるため、
途中で施錠付きで収穫期間中だけ車を通行止めにすること。
畑内へ更に2台目のカメラを設置し、
警察と連携しているとの警告文と写真を掲示するつもりだ。

獣対策と合わせてもう何万円と労力を費やしているが、
結果として赤字になったとしても、
苦労して育てた果実を簡単に盗まれることは納得できない。
大の大人が堂々と他人の畑に入って行楽気分で盗みをする。
情けない社会になってしまったものです。

収穫本番の9月に向けて今月はあれやこれや、
知力と労力を使う熱い夏の陣となりそうです。

< 知りたし盗栗の味孫子に聞ける? >
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