診断結果と聞くと身体の健康診断かと思われるでしょうが、
今回は畑の健康状態を読み解く土壌診断の結果が出ました。
グラフを見てみると各項目が、
基準値内にほとんど入っていないことが一目です。
特に注目したのが腐植とMgが少ないこと。
先ず『腐植』とは?
腐植の説明をWikipediaから抜粋してみると、
「腐植とは、土壌微生物の活動により動植物遺体が分解・変質した物質の総称である。広義には単に土壌有機物としてのそれを指し、狭義には腐植化作用と呼ばれる分解・重合を繰り返し経て生成された、暗褐色でコロイド状の無定形高分子化合物群(腐植物質)を指す。」
とありました。
ちょっと分かりにくいですが、
端的に言えば土壌中に存在する黒い有機物のことです。
腐植が足りないと肥料の吸収が出来ないため、
昨年自然薯栽培が不作となってしまったと考えられます。
対策アドバイスとして完熟堆肥を施用して、
土づくりしてくださいとある。
牛糞堆肥を450kg相当用意しているが、
これと相乗効果をもたらす肥料で「アヅミン」が良いらしい。
アヅミンは腐植酸を40~50%含有するため、
アヅミン30~40kgで堆肥1t分の腐植酸に相当するとある。
アヅミン30~40kgで堆肥1t分の腐植酸に相当するとある。
根張りも良くなるとあるり早速注文しよう。
Mg(マグネシウム)も足りないとあった。
そもそもマグネシウム(Mg)とは調べたら、
「動物や植物の生命活動を支えるミネラル(必須元素)のひとつであり、
とりわけ植物の光合成に必要な葉緑素(クロロフィル)で、
効性元素の中心として不可欠なものです。」とある。
速効性肥料として「硫酸マグネシウム」があり注文することに。
昨年と今年の土壌診断を比較してみました。
昨年は「苦土」が足りないと言われ「水酸化マグネシウム」を施用し、
今年は回復しています。
昨年も「腐植」「Mg」が足りないとされていたが、
対策が不十分だったんですね。
いずれにしても土壌診断を元に土づくりして行くしかないので、
対策してその成果を期待しましょう。
< 土も健康第一診断すべき >
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます