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2016.10.19 『三菱山』(482m)

 いつも天気が悪いときや時間のないときに登り、

数山をまとめてアップしてしまう札幌の低山だが、

この素晴らしい季節くらいは、

いつも登らせていただいているお礼に、

今この時の山の様子をお伝えしたいと思うので、

5座をひとつひとつご案内したい。

従って、一晩で一気にアップというのは辛く、

3日かけてご紹介したいと思う。

 

 『奥三角山』から下りて、「盤渓市民の森」へ移動。

狭い駐車場ながら、そこが『三菱山』への登山口となる。

「盤渓市民の森」は散策路が縦横無尽に張り巡らされ、なかなか面白い。

数年前にこの森を知ったときは、その散策路の複雑さにわけがわからなかった。

しかしトレーニング登山として利用すると、すぐにルートが決まった。

今日もそんないつものルートを辿って森を抜けた。

上部で森を抜けると送電線の巨大な鉄塔に出くわす。

そこは既に隣接する「盤渓スキー場」のスロープだ。

ここから左に進んで刈り分け道を登るのも良いし、

右に進んでスキー場に出てスキースロープを登るのもいい。

今日はスキー場を登ることにして右に進んだが、スキー場に出る前に登山道が目に入った。

どなたかがブッシュ帯を開削して下さったようで、

頂上への直登コースが出来上がっていた。

これはありがたい。

労せずして頂上のすぐ手前に登り着き、

最後の数メートルの急斜面を登る。

そしてもう頂上に上がる、とその時、

目の前1mの岩の上にマムシが!

驚いてのけぞった。

マムシは独特の模様をして太い。

『銭函天狗山』の頂上でも2匹見ているので間違いない。

噛まれなくてよかった。

写真を撮ろうとしたら、そそくさと岩の割れ目に逃げ込んでいった。

マムシは岩のあるところに住むととうが、そこは岩が露出していた。

 頂上からは、その前に登った『奥三角山』や札幌の街がよく見える。

 

また背中には『盤渓山』から『砥石山』への山並みが紅葉に染まって美しい。

下山は登ってきた東の新道ではなく、南に以前からできていた刈り分け道を下って散策路に戻る。

この刈分け道は漆が多く自生しており、数年前の5月、Toshiがかぶれたところた。

散策路に出ると、あとは紅葉を楽しみながら淡々と下って駐車地へ。

登り35分、下り20分。

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2016.10.19 『奥三角山』(354m)

 

 以前から今日19日に休日届を出していた。

今の勤め先はまた年末の繁忙期がやってくると土曜が出勤日となるため、

今のうちに少しでも休みを取得しておきたい。

しかしまあ、ズバリ!

素晴らしい日に当たったものだ。

全道的に暖かく快晴。

降水確率0。

遠くの山も視野に入れたが、今紅葉を楽しむなら札幌の低山と結論付けた。

それで今朝から札幌の低山5座を登り歩き、まあまあまあまあ、紅葉ざんまいだったわぁ。

紅葉狙いは的中したわけだ。

 

 昨日の終業後、桑園(札幌)の「たまゆら」で入浴し、『奥三角山』の麓まで行って車中泊。

小別沢トンネルを宮の森側から西野に抜けて、樹林帯を抜けたところに駐車スペースがある。

そこが『奥三角山』の駐車地となる。

もう野球中継がなくなってしまった今は、夜が退屈だ。

あまり深酒をせず早めに就寝。

  今朝6時に起きて外に出た。

駐車地の草の上に霜が降りていた。

軽くストレッチを済ませて『奥三角山』へ。

駐車地から北に見える山並みが素晴らしい色に染まっている。

遅い遅いと思っていた紅葉だが、やはり時期が来ると色付くものだ。

『奥三角山』の下部はまだ緑色の葉が多い。

それでもその緑と黄色の葉のコントラストが美しい。

そして高度を上げて行くと、期待通りの風景が広がる。

美しい落葉樹の紅葉だ。

札幌の山は針葉樹が少ないため、紅葉が美しい。

紅葉のトンネルを抜けると、眼下に190万都市札幌の風景が広がる。

この大都会の風景とはまるでアンバランスな自然の美!

札幌という街の不思議な魅力を感ぜずにはいられない。

ここは『三角山』と違い、ほとんど人に出会うことがないのも気に入っている。

 

 登り25分、下り15分で駐車地に戻った。

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