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2016.10.19 『盤渓山』(604m)

 

 昨日の朝『三菱山』から下山して駐車地に着くと同時に、私より年配の男性が、

女性を伴って「妙福寺」のゲートを通って進んで行く。

明らかに登山者だが、そちらの方には『盤渓山』しかない。

しかし『盤渓山』に夏道はないはずだが・・・

と、首をかしげていると、

その男性が何か忘れ物をしたのか、戻ってきた。

そこで挨拶を交わして尋ねてみた?

「盤渓山ですか?」

「えっ、盤渓山に夏道があるんですか?」

「できたんです」

知らなかったぁ。

そこで着替えをし、次の予定を変更して『盤渓山』に登ることにした。

積雪期には複数回登っているが、夏道があったとはぁ・・・

 8時45分、「妙福寺」のゲートから徒歩でスタート。

駐車地は『三菱山』と同じなので、車はそのままの位置。

駐車地から「妙福寺」に向かって200mほど直線の舗装道路を進むと、右カーブになる。

そのカーブに登山口があった。

「登山口」の案内はないが、ピンクテープが付けられている。

積雪期にはっきりした踏み跡が続くルートだ。

一旦下り、沢沿いを少し進むと広い尾根に取り付く。

あとは尾根筋に登山道が付けられていた。

多少笹がうるさいところはあるが、登山道の状態は良好だ。

尾根筋で先行の2名を追い越す。

情報提供のお礼を言い、男性が乗ってきたハイエースに見覚えがあったので、

そのことを男性に伝えると、山岳ガイドだそうだ。

連れの女性は顧客なのだろう。

そのハイエースを地方の山の登山口で、何度か見かけたことがある。

私は大学を卒業と同時に、トヨタ自動車のディーラーに勤めた。

そこで車のセールスを6年間勤めて退職したのだが、その頃の職業意識がいまだに失われず、

一度目にした車は忘れない。

 

 この山も美しい紅葉を眺め、写真を撮りながら楽しく歩き、

9時30分、頂上。

積雪期にしか立っていない頂上は新鮮だ。

そして紅葉の世界が広がる展望がまたいい。

この前に登ってきた『奥三角山』と『三菱山』も紅葉に彩られて美しい。

快晴の下、そんな風景を楽しんだあとは、また燃えるような紅葉の樹林帯を淡々と下る。

10時05分、駐車地着。

ああ、楽しかったあ!

さて、次を目指して移動するかぁ・・・

 

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