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2016.10.22 『トマム山』(1,239m)

  この土日は特に土曜日、十勝方面へ出かけなければ雨に当たる予報。

しかし十勝まで行って北日高の山に近付こうにも、通行止めの嵐で近付けない。

そこで久しぶりに『トマム山』に登ることとし、

朝ゆっくり出てHiromiを拾った。

占冠からトマムに向かって走ると、どんよりとした厚い雲に覆われた空にもかかわらず、

雲の高さが結構有り、心配していた『トマム山』の姿もくっきりと見えていた。

 

 11時ちょうど。

スキー場のリフト下駐車地をスタート。

この山に登山道はなく、スキー場の作業道を伝うと、

現在「雲海テラス」として売り出しているゴンドラの終点駅まで行けるが、かなり遠回りになる。

私はこの山に登るとき、殆どが向かって左側(南側)のスキー斜面を登る。

傾斜がきつく、足元の草も少々うるさいが、短時間で登れる。

スキーの滑走斜面は間近に迫ったスキーシーズンを前に、

大々的に草刈り作業が始まっていた。

この草刈りをすることによって、降り積もった雪が速やかに地面を覆い、

スキー場のオープン時期も早まる。

スキー場にとっては欠かせない作業だ。

 

 急な斜面を淡々と登り、ちょうど登りきったところに新しい人工建造物が建っていた。

よくみると展望台のようだ。

円形で周囲が見渡せるようになっている。

 

 12時ちょうど、ゴンドラ駅。

このゴンドラ駅がすなわち「雲海テラス」だ。

そしてそこからようやく登山道を登ることになるが、

これもまた手が加えられていた。

以前から利用されていた登山道に分岐ができており、

先ほどの円形展望台から新たな登山道が開削されていた。

このことは下山の時に確認した。

登山道にはうっすらと雪が積もっており、ハイマツにもこびりついた雪が身体を濡らす。

 

 12時20分、頂上。

この頃には低いガスが西から風に乗ってやってきて、

辺りを覆ってしまい、何も見えない。

早々に下山を開始。

先ほどの円形展望台まで下って昼食とした。

その後急斜面をスリップに気をつけながら下り、

13時30分、駐車地着。

 

 期待していなかった天候の中で、山の全体を見ることができたことに満足。

なかなかいい日だったじゃないかぁ~

 

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