北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2016.10.23 馬追丘陵・「静台」(273m)
『安平山』から帰る途中、由仁町を過ぎて「馬追丘陵」を横断する。
つまり小さな峠を横切って道々が走っており、その長沼側に登山口がある。
『馬追山』への登山口なのだが、ここも毎回通りすぎるだけで、立ち入ったことがなかった。
事のついでに入山してみることにした。
小雨の中を、
10時ちょうど、馬追温泉登山口をスタート。

登山口の案内板によると、「静台」というピークを目指せば良いらしい。
歩行距離は2.4kmと記されている。
しかし、辺りの植生がどうも・・・
この馬追丘陵を好んで歩いておられる方々には大変申し訳ないが、私には植生がつまらない。
針葉樹が多くを成し、色がない。

この山の直前で、紅葉の名残のカラフルな『安平山』を歩いてきたことも比較の対象となってしまい、
かつ、小雨でただでも暗い中の針葉樹林帯歩きはつまらない。
特に写真を撮りたいポイントにも恵まれず、
ただ淡々と歩いて、
10時30分、「静台」。
そこにはその名の説明以外、何もなかった。

もうともに登ることがなくなって久しいが、Eriはこの馬追丘陵が大好きで、昔から足繁く通っていた。
そこでEriの名を求めて、「静台」に設置されている登山者名簿を覗いてみた。
いや、Hiromiに覗かせた。
するとあったあった、Eriの名が。
そして3名登山。
それはすなわちEri、Y沢さん、Sacchanの3人だ。
その記録を目にしただけでも懐かしいねえ。
以前のまま3人でそこに通っているんだなあ・・・
また、「エバ」の名も。
やはり地元、トレーニング登山か?
そんなこんなで、ここもまた回を重ねて登ることになるだろう。
10時50分、駐車地。
下山後最寄りの長沼温泉で体を温め、早々に帰途に着いた。
2016.10.23 『安平山』(166m)
土曜日の『トマム山』下山後、金山湖まで足を伸ばして入浴。
トマムリゾート内で入浴はできるのだが、
どうもあの鏡のない洗い場の温泉には入る気になれない。
金山湖から狩勝峠へ。
快適な車中泊場所を確保して「かんぱーいっ!」。
しかし日常の激務に疲れ果てているHiromiはバタンキュー・・・
私はひとりラジオから流れる日本シリーズに聴き入り、日ハムの応援に力が入るも及ばず・・・
翌日曜の早朝、Hiromiの余計な目覚ましに二度も起こされ、
あげくに「ああ~っ!」という悲鳴だもの・・・
起床後に聞いたところでは、ヒグマに足を引っかかれた夢を見たそうだ。
なんか寝不足状態で起きだしてみると、外はどんよりとした曇り空から小雪が舞い、
この日予定の『佐幌岳』の姿は濃いガスの中。
登行意欲をなくし、帰途方面で低山を目指すことに切り替えた。
『安平山』、これを私は「あびらやま」と読んでいた。
ところが何かで見たが、どうも「あんべいざん」と読むらしい。
ここにも無理やり不自然な読み方をする山があった。
「あんべいざん」などと読んだら重く、いかにも1,000mを超える山名のようだ。
スキー場の山が大好きな私はこの山にも以前から興味を抱いていた。
と言うのも、追分スキー場の山だからである。
しかしその標高ゆえ、なかなかわざわざ行ってみる気にはなれなかった。
由仁を通り夕張へ向かう途中、遠くにこの山が見えるのだが、標高通り低い。
そんな山にこの度のような小雨模様の中向かってみた。
幸い麓に到着すると雨は上がり、日が差してきた。
スキー場の駐車場は砂利が敷き詰められた中だったので、
そこには入らず舗装道路の突き当たりに車を止めた。
そこからスキー場までのわずかな距離を歩いて、スキー場を登るつもりだった。
ところが準備を整えて歩きだそうとすると、Hiromiが車の後ろの山裾に立っている。
何をしているのかと思ったら、何と「登山口②」と書かれた案内板の前に立っているではないか。
予備知識なしで訪れたが、この低山には登山道、いや散策路があったのだ。
Hiromiには何も話していなかったので、何を考えることもなく、

散策路があるとは、これは面白いことになったと、登山口②から入山。
里山だ、これが本当の里山らしい里山。

好きなんだよねえ、子供の頃からこういうところが。
ただ歩いているだけで気持ちがいい。
Hiromiもすぐにここが気に入り、二人して実に楽しい山歩きを楽しんだ。
散策路は一旦スキー場に出て『安平山』の頂上に立ち、進行方向をそのまま尾根筋に続いていた。
なんだかワクワクしてくる。
尾根筋の途中に分岐があり、案内板が指し示す方向以外にも散策路が続くので、
そちらを進むと送電線の鉄塔下に出た。
すぐにこれは北電による送電線の保守管理用の刈り分け道と結論づけて引き返した。
そして「登山口①」へとの案内に従い下って行くと、突然林から抜けて広い畑の端に出た。
それからいくらも歩かないうちに駐車地へ。
いやあ、追分にこんないいところがあったとは・・・
今後何度も訪れることになるであろうという予感を胸に、そこを離れた我々であった。
里山はいいなあ・・・