北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2019.11.23 『308m峰』(点名:長峰) 静かな里山歩き
土曜日の二山目は穂別地区の里山。
夕張方面から穂別に向かうと、
穂別川に架かる「キウス橋」と「炭住橋」の間の右手農道に入る。
それを3kmほど走るとやはり右手に林道が現れる。
13時25分、農道脇に駐車させてもらい、
ほとんど手ぶらでスタートした。
西に向かって歩く林道から、
目指す「308mP」と思われるピークが見えている。
歩き出してすぐ、草を食むポニーが数頭現れた。
そして一番近くにいた一頭が、
こちらに向かって歩き出したのでドキッとした。
こっちまで来たらどうしよう?
と不安になったが、長い綱で固定されていることを知り、
「ホッ・・・」
そりゃそうだよねえ、
ポニーが柵もない草地で放し飼いなんてありえないよねえ・・・
エゾシカからの防護柵を越えて入林した。
カラマツ林の中に林道が伸びる。
すぐに分岐となったが直進した。
しかしそれは間もなく行き止まりとなった。
どうやら地形図に示された林道は、
既に存在しないことがわかった。
ただ、辺りの下草は薄く、
笹も背丈が低いのでどこでも歩ける感じだ。
であるならばと、直登することにした。
ところどころ笹が深くはなるものの、
長くは続かない。
そしてCo.270で林道上部に出た。
麓の分岐から北回りで続いているものと思われる。
また、この辺りは林道が地形図通りのようだ。
しかし辺りには作業道が縦横無尽に走り、
笹も背丈が低いことから、
相変わらずどこでも歩ける。
それはそれで大変楽しく、
目の前に現れた三角錐の形の良いピークに登った。
そして三角点を探すも見つからない。
これは違うピークかということで、
南に目をやると木の間越しに、
同高度のピークが見えている。
それでそちらに向かう。
背丈の低い笹を漕いでピークに立った。
しかし三角点の標石はない。
Hiromiががっかりする。
ところがその先にまた同じような三角ピークが見えた。
ここは地形図ではわかりにくいが、
何とも姿の良い三角錐ピークが三つ並んでいたのだ。
そして目的の三角点は、
その第三のピークに存在した。
14時15分、四等三角点「長峰」。
このピークからは開けた南の風景がよく見えた。
下山も登路のルートをそのまま下った。
この里山は本当に楽しいところで、
必ず再来することになるだろう。
15時ちょうど、駐車地。
もう夕暮れが迫っているので、
急ぎ直近の樹海温泉「はくあ」を目指して車を走らせた。
この翌日はまた藪こぎを予定しており、
「はくあ」の近くでゆっくり酒を楽しんだ。