北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2020.10.17 『人漁山』(にんりょうやま・487m)~『十三哩』(じゅうさんまいる・258m) 夕張で紅葉を楽しむ!
今回の週末はホームグラウンドの夕張で過ごした。
もう紅葉が進んで見頃を迎えた。
夕張の紅葉は見逃したくない。
金曜の夕方Hiromiを拾って、
栗山町の端っこで車中泊。
寒くなってようやく虫もいなくなった。
今年はいつまでも暑い日が続き、
アブやハエがしつこくつきまとって、
不快な山行や車中泊が続いた。
土曜の朝7時45分、
夕張市十三里の高速自動車道下の、
牧草地入口駐車地をスタート。
まずはJRの線路に沿った町道を、
700mほど南に向かって歩く。
そして藪へ。
少々藪を漕ぐと高速自動車道下の、
「夕張13」のトンネルをくぐる。
くぐった地点からすぐ 急な笹の斜面に取り付く。
笹を漕ぐが長くは続かず、
作業道が現れるので、
それを利用して高度を稼ぐ。
そしてCo.250で林道へ。
次はこの林道を利用して奥行きを稼ぐ。
辺りは期待通り紅葉が美しい。
林道はヘアピンカーブを描き、
それを回り込んだ辺りで尾根に取り付いた。
ただその尾根には新たな作業道が走っており、
また楽をさせてもらうことになる。
この尾根を登りきったあとは笹を漕いで歩くが、
笹の抵抗は強弱を繰り返す。
しかしまた伐採地が現れ、
作業道を利用できる。
そして最後は笹藪へ。
濃くて抵抗の大きい笹藪は、
我慢して登り西側にまわりこむと薄く、
丈も低くなった。
あとは一直線でピークへ。
素晴らしい晴天に恵まれ、
木の間越しに見える風景が美しい。
9時30分、四等三角点「人漁山」。
ここに立つのは3度目だ。
このあと『鬼首山』(641m)に向かう。
北向きの尾根を下っていく。
木々の切れ間から、
夕張山地の明峰が見える。
一旦50mほど下って登り返す。
この登りは結構な笹漕ぎだ。
見えない足元の倒木がこわい。
強引に歩を進めたが、
Co.510、『鬼首山』に続く尾根にのったところであきらめた。
笹が濃すぎる。
行きはいいが帰りが怖い。
10時20分、予定を『十三哩』に変更。
濃い笹を漕ぎ、
Co.350で一旦林道に下りた。
そして林道をしばらく歩いて行くと、
広い土場があったので、
11時30分、そこでラーメンタイムとした。
良い日差しの中、
地面に濡れた雨具を広げて乾かした。
それからまた林道を歩き、
Co.300まで下って再び藪の尾根へ。
笹を漕ぎながら尾根に沿って緩やかに下り、
12時35分、四等三角点「十三哩」(じゅうさんまいる)。
今年の冬ここに立っているが、
そのときはこの点名を、
「十三里」(とみさと)と勘違いしていた。
十三里はこの麓の地名だ。
「里」の字に「口」ヘンがついていたことに、
そのときは全く気付かなかった。
最後は変わらぬ笹を漕いで、
13時10分、駐車地。
紅葉は期待通りだし、
また夕張の山のある部分の、
新たな状況が把握できたことに満足。
追分「ぬくもりの湯」へ汗を流しに走った。
この入浴をするために走り回るのが大変だ。
かつては夕張に温浴施設が二箇所あって、
どちらに入ろうかと、
思案した時代もあったと言うのに、
今は市街に向かわなければ入浴できない。
夕張がだんだん不便になっていく。
経済破綻をきたした街としては、
致し方ないことか・・・
「ぬくもりの湯」で汗を流し、
また夕張に戻って車中泊とした。