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2020.10.24 『幌向炭山』(361m)  期待通りの紅葉だ!

 この週末はHiromiが母さん孝行で、

一泊の小旅行に出かけるため、

単独でまた紅葉を楽しむことにした。

 今日の天気予報は、

少々雨に当たりそうな気配も感じられたのだが、

結果は降られることなく、

美しい風景を見ながら、

楽しい山歩きができた。

 今朝家を出て栗沢町美流渡に向かった。

さびれゆく美流渡の市街地から、

「石油の沢川」に沿って北に伸びる林道に入った。

そして林道入口に駐車地を見つけた。

この林道はゲートがないので、

往来は自由にできる。

駐車地から徒歩でスタートすると、

曇り空から日が照りだし、

紅葉に染まった周囲の山々の色が際立つ。

スタートして500mほどで分岐が現れ、

これを左に入った。

この枝道は前回見過ごしてしまった。

既に廃道でそこに枝道があることに、

全く気付かなかったためだ。

ところが今回は伐採作業が入ったあとで、

地形図通りのはっきりとした道がつけられていた。

それを登って行くと、

伐採されたあとゆえ、

広々として景色がいい。

しかしその後は廃道と化した林道を進むことになる。

ただ、下部で美しかった紅葉が、

笹を漕ぐ沿道でも美しい。

そんな林道歩きを、

Co.180で切り上げて尾根に取り付いた。

尾根と言っても広いので斜面と言った方がいいか。

針葉樹林帯の中の斜面は、

薮がほとんどなく、

ただ急登に耐えることだけを強いられる。

しかしそれも100mほど高度を稼いで、

三角点ピークに続く尾根にのった。

その後も藪は薄く、

木の間越しに見える風景を楽しみながら歩き、

二等三角点:「幌向炭山」

このピーク付近もまた紅葉が美しい。

もみじが多いのだが、

真っ赤ではなくオレンジ色だ。

これがまた上品な美しさを醸し出している。

しばしその風景に見入って下山だ。

下山は登路のルートをそのまま下った。

前回は別ルートで下ったが、

今回は伐採された跡地に戻って、

再度風景を眺めたかった。

 今日は一人なので慎重に下る。

もし怪我をすると大変なことになる。

木の枝がやけにころがつて、

足元を不安定にさせる急斜面を下って林道へ。

そしてまた笹を漕いで広々とした伐採地に出た。

広い風景を目にするとホッとする。

そしてあらためて「いい風景だ!」。

伐採地の下部には素晴らしい紅葉の風景が広がっていた。

それらを写真に収め、

わずかばかりの林道を歩いて駐車地へ。

昼少し前だった。

続いて「幌向川ダム」へ。

 

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