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2020.10.22 『天狗山』(330m)  やはり紅葉が美しかった

 今週も今日から休み。

注文は少しずつ増えてきたが、

まだ一週間をフルに出勤して、

製造、出荷するほどの量はない。

 今年は近郊の低山や里山の三角点を求めて、

ずいぶん登り歩いてきた。

そしてその多くが広葉樹林帯を広くもつ山々で、

紅葉の時期にはさぞ素晴らしい風景を、

楽しませてくれるだろうと思い続けてきた。

そんな中で今日は栗山町の二ルートを選んで、

午前と午後に分けて歩いてみることにした。

 今朝ゆっくりと家を出て、

栗山町南角田に向かって車を走らせた。

多良津川に沿って伸びる、

「不動の沢林道」入口に駐車。

10時近くにスタートした。

林道入口から既に紅葉が美しい。

直線的な林道を進んで行くと、

エゾシカの防護扉が現れるので、

自分で扉を開いて中に入る。

ん!?

「中に入る」? いや、「外に出る」?

 

 紅葉はほとんどが黄色で、

たまに赤が入って美しさを引き立たせる。

車が来るわけではなく、

誰かが来るわけでもない林道を、

ただひとり紅葉を楽しみながら歩くことの贅沢さ!

そんな幸福感を感じながら歩き、

約1kmちょっとで林道ゲートが現れる。

このゲートは開放されることがなく、

山菜のシーズンも閉じられたままだった。

 緩やかに登って行く林道は、

Co.150で傾斜を増して高度を稼ぎ出す。

そしてCo.200で「天狗山林道」と出合う。

ただこの「天狗山林道」は地形図に載っていない。

「天狗山林道」は下山の時に使うこととし、

「不動の沢林道」を更に進む。

一旦高度を30mほど落とした地点に、

北海道電力が整備する、

送電線の保守管理用刈り分け道が現れるので、

これに入って急な傾斜を登る。

すると間もなく視界が開けて、

辺りの色付いた山々を眺められる。

刈り分け道はその後また樹林の中に入るが、

長くは続かず開けたところへ!

すると前方に目指す『天狗山』の頂上部が姿を現す。

全体が黄金色に輝いている。

その後登りきって「天狗山林道」に上がる。

そして目の前が頂上への取り付き点となるが、

なんだかピンテが必要以上に付けられている。

以前はなかったものだ。

誰かが新たにゴチャゴチャ付けたのだろう。

必要最小限でよいものを・・・

 最後は薄い笹を漕いで頂上に至る。

この頂上付近には赤いもみじが誇らしげに萌えていた。

四等三角点:「天狗山」

木の間越しに田園風景が見える。

 

 下山は「天狗山林道」に下りて、

しばらくそれを歩き、

合流点から「不動の沢林道」を下った。

下るほどに空の雲が割れ、

日が差すようになった。

紅葉は日の差し加減で、

その美しさがずいぶん変わる。

この山での紅葉は、

昨日のように晴天だったならば、

もっともっと映えたことだろう。

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