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2024.3.31 『東望来山』(269m)~『ふくろう山』(291m)  ふくろう湖畔で三角点Pを結ぶ

 

 私は真面目に働いています。

月~土曜日の週6日、

朝から晩まで一生懸命働いています。

貧乏暇なしだ~

 観光菓子の製造工場で、

アルバイト社員として勤務して、

もう8年が過ぎて9年目に入った。

時の流れの早いこと。

大変気楽に勤めてこられた会社だが、

3~4月のこの時期は、

GWの需要を控えて繁忙期となり、

休日が週一の日曜日だけとなる。

残雪期のいい時期に、

土日山に登れないのは辛く、

当初はやめようと思った。

しかし、4月を乗り越えると、

GWの長い休日が続くことを知り、

続けてみるかな?

と思い直してここまで来た。

そして今はあきらめて、

土曜出勤にもストレスを感じなくなった。

それでも休めるなら休みたいよねえ・・・

 週一休みだと、

日帰りで遠出する気にもなれず、

近場の山で楽しむ。

今回はこれまでそれぞれ別に登ってきた西の「東望来山」と、

その東の「ふくろう山」を、

林道、尾根筋、稜線を歩いて結んでみることにした。

昨日の朝Hiromiと当別町の「ふくろう湖」に向かった。

「ふくろう湖」の湖岸に続く道々を走って行くと、

湖を横断する「望郷橋」の手前に、

「小松の沢橋」があり、

そのすぐ手前が駐車帯となっている。

この駐車帯も歩道も、

冬季間は全て雪の下だ。

それがこの時期になると除雪車で開けられる。

 広い駐車帯の端に駐車。

スノーシューを手に、

「小松の沢橋」を渡った。

そして橋を渡るとすぐに現れる、

左手の林道入口でスノーシューを装着し、

「小松の沢林道」に入った。

この林道名が「小松の沢林道」かどうかはわからないが、

たぶんそんな名称だろう。

 林道の雪面は表面が融けており、

スノーシューが多少沈む。

ただ歩行を困難にするものではなく、

まあおおむね良好と言ったところだ。

 沢形に沿って蛇行する林道を1kmほど歩くと、

上空を走る送電線の下をくぐる。

林道はこの後左にカーブし、

高度を上げながら南進する。

そこでこちらは林道を外れ、

ほぼ西に向かう沢に下り、

沢筋を進んで行く。

そして沢筋を500mほど進んだ地点で、

右岸に突き出した尾根に取り付いた。

尾根筋はトドマツの林が続き、

薄暗い感じだ。

薄暗いと言えば、

天候がこの日の天気予報でいうほど良くはなく、

上空は大部分が雲に覆われていた。

 尾根筋を1kmほど登って行くと、

前方に南北に走る稜線が見えてきた。

そしてひと登りで、

三等三角点「東望来山」

日当たりの良いピークなので、

三角点標石が既に露出していた。

ここから樺戸山地の眺めが素晴らしいのだが、

この日は雲が多くて暗い中にあった。

また、Hiromiが指さす方向に、

次に目指す「ふくろう山」が、

くっきりと見えている。

 「東望来山」からは、

進路を南に変えて稜線上を行く。

この稜線の眺めが素晴らしく、

アップダウンがきついものの、

楽しく進んで行く。

これで青空が広がっていたなら、

もっと素晴らしい景色を楽しめただろう。

 「東望来山」から直線距離で1kmほど歩き、

稜線を離れて下降尾根にのった。

ここで一旦東側の沢床まで下り、

登り返して「ふくろう山」に続く尾根にのることにした。

そしてこの沢床からの急登に消耗させられた。

前を行くHiromiは、

いつも通り元気いっぱいでグイグイ登って行った。

急登に耐えて登りきると、

すぐそはに送電線が現れた。

これは登路の林道でくぐった送電線の延長だ。

空腹感いっぱいだったので、

送電線の下で昼食とした。

 昼食の後は送電線の上部鉄塔まで登り、

尾根をつないで「ふくろう山」へと向かった。

もうかなり消耗しており、

「ふくろう山」への最後の急登がきつかったあ!

そして「ふくろう山」(三等三角点:十万坪)。

このピークの東端からは、

「ふくろう湖」を中心とした、

素晴らしい風景が広がるのだが、

この日は相変わらず雲が多くてさえなかった。

 「ふくろう山」からは北に下降する尾根を下った。

読みやすい尾根を快適に下り、

湖岸沿いの道々の、

「青山冬橋」に当てた。

あとは道々端の歩道を400mほど歩いて駐車地へ。

HiromiのGPSによると、

総歩行距離は10km近く。

ただアップダウンが激しかったので、

心地よい疲労を感じた。

まあ、いい周遊ルートだったけどねえ!

そしてこの後はまた1週間登れないのよねえ~


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