日程:2015年4月22日~23日
メンバー:sasa
コースタイム
4月22日:笹倉温泉7:00-アマナ平10:00-北面台地の北端11:00(泊)
4月23日:テン場6:50-焼山頂上11:50~12:10-テン場13:30~14:20-笹倉温泉15:40
焼山の北面台地でのんびり過ごしてみたいと思い計画を立てたが、ズルズルと日程が延びて4月22日となった。
笹倉温泉の駐車場に車を止め、雪に覆われた道路をスキーで進む。
九十九折の林道は次第に急斜面になり雪がカリカリなのでスキーでは無理そうだ。
途中でアイゼンに履き替えて行くが、雪で埋まった急斜面のトラバースが怖い。
九十九折の林道を過ぎるとなだらかな雪面になりホッとする。
前日までの雨でトレースは消え、林道や地形がわかりにくいのでGPSを見ながら進んだ。
アマナ平から急斜面をひと登りで北面台地にとび出た。
焼山から延びるなだらかな斜面の台地は絶好のロケーションだ。
広大な台地にぽつんとテントを張り、まだ昼前だが疲労もかなりあったので本日の行動はここまでとする。
時間がたっぷりあるので、1時間くらい登りスキーを楽しんだ。
テン場では携帯電話は圏外だが、携帯のワンセグが映ったのでテレビとラジオで天気予報をチェックできた。
夜中になると天の川や星がきれいに見えた。
朝7時前に出発。昨日の昼間と違って朝は雪面が硬いのでシール登行が楽になる。
途中まで夏道通りに進んで行く。焼山の稜線にはダケカンバが点在していて美しい風景だ。
溝に突き当たり覗いてみると結構深い。溝のわきを上部まで登って行く。
1950m付近で傾斜がさらに急になり、シールからアイゼンに履き替え、スキー板をデポして頂上を目指した。
2050mで岩稜が現れ、そこからルンゼ状をトラバースしながら右上して行く。
思っていたよりも急斜面で、今回買ったウィペットではちょっと頼りなく感じる。
火口まで雪が繋がっているが、雪質はやや硬めでバイルが1本あると安心だ。
この辺りでは珍しいライチョウが歩きながら逃げて行った。
火口からガレ場を登ると焼山頂上に到着。近くには蒸気がモクモクと上がっている。
午後になってゆるんだ急斜面を降りて、デポ地点から景色が良く快適な滑りを楽しみテン場へ戻った。
ビール休憩してからテントを撤収し、帰りはスキーのトレースを追いかけて長い林間コースを滑り下りた。
笹倉温泉で温泉に入って、夜は糸魚川で車中泊。
夜中の1時過ぎに起き、海を巡回して良さそうなポイントで投光器をセットしてホタルイカすくいをする。
明け方4時頃まで続けてまあまあの収穫。朝のうちに全てボイルしてから茨城へ戻った。
笹倉温泉
焼山が遠くに見える
北面台地にとび出た
スキーで遊ぶ
北面台地でのんびり過ごす
北面台地を望む
急斜面の登り
焼山頂上
火打山
ホタルイカを茹でる