2014/10/29 会越・裸山ダイレクトスラブ
言うまでもない。
このロケ-ションは魅力だ。
裸山ダイレクトスラブ
秋の善き日に、と。
六十里越を只見側から越え、ヘアピンカ-ブを桑原沢沿いの林道に入る。
薮が煩いが車で入ることは可能。
50m程の場所に駐車する。
出立8:30
眺めるスラブ方面は若干彩づいた尾根に隠れて全貌は望めない。
林道を進むとすぐに大きな堰堤
右岸に渡って迷路のような魚道を堰堤上まで。
そこからスラブの全容が望める。
堰堤すぐ脇、右岸から入り込む小沢がスラブへと通ずる。
薮頼りに堰堤を降り、小沢へと入る。
一見、ヌメっているように見えるも、何とかフリクションは効く。
薮も多いのでそれを使えば不安はない。
ちょっとわかりにくい二俣。
左に入るとスラブ左ライン。
右に入ると頭へと続くダイレクトライン。
ここは右へ。
沢を詰めると、広がるスラブ。
傾斜はそれほどでもないが、この解放感は堪らない。
フリクションに不安なく、もはやこれは癒し系。
彩づく山容にこのシチュエ-ション。
これはさ、もうさ、「自分へのご褒美」だよね。
急ぐこともない。
ゆ------っくり、登って写真をパチリ。
前毛猛を望み、あの春の縦走を想い出してみたり。
ふくらはぎがいい具合に伸びてきたころ、上部でスラブ右の岩稜に乗る。
岩稜はスラブの頭へと繋がってる。
頭は岩峰となっており、前壁は断崖。
このすぐ上のスラブを行く。
途中まではポケットホ-ルドが豊富だったが、直下15mくらいは貧弱。
四つん這い状態で行く。
フリクションが良いので問題ないが、落ちると致命的なので初心者にはロ-プがあった方がいいかもしれない。
頭からはスラブ全容が見える。
左スラブもなかなか立ってて面白そう。
ここから裸山山頂は薮を漕いで僅かの場所。
休憩するならスラブ頭の方が断然いい。
山頂から少し下って、薮を拾って桑原沢方面へ。
薮といっても、ここもスラブなので、この手の下りに慣れてないと、ちょっと怖い。
岩溝から細い流水が湧き出しているあたりからは水線沿いに行く。
いくつかの流れを合わせて、ひと際大きな桑原沢に出る。
二段滝は紅葉と相まって、まさに美麗。
堰堤にもどりつき、今登ったラインを目で追ってみる。
なかなか、カッコイイ。
しかも、立って見えるし。
11:30帰幕。
帰路、田子倉から見た御神楽にはうっすら雪がついていた。
なんとなく、癒されたい。
そんな秋の善き日にオススメの一本です。
sak
言うまでもない。
このロケ-ションは魅力だ。
裸山ダイレクトスラブ
秋の善き日に、と。
六十里越を只見側から越え、ヘアピンカ-ブを桑原沢沿いの林道に入る。
薮が煩いが車で入ることは可能。
50m程の場所に駐車する。
出立8:30
眺めるスラブ方面は若干彩づいた尾根に隠れて全貌は望めない。
林道を進むとすぐに大きな堰堤
右岸に渡って迷路のような魚道を堰堤上まで。
そこからスラブの全容が望める。
堰堤すぐ脇、右岸から入り込む小沢がスラブへと通ずる。
薮頼りに堰堤を降り、小沢へと入る。
一見、ヌメっているように見えるも、何とかフリクションは効く。
薮も多いのでそれを使えば不安はない。
ちょっとわかりにくい二俣。
左に入るとスラブ左ライン。
右に入ると頭へと続くダイレクトライン。
ここは右へ。
沢を詰めると、広がるスラブ。
傾斜はそれほどでもないが、この解放感は堪らない。
フリクションに不安なく、もはやこれは癒し系。
彩づく山容にこのシチュエ-ション。
これはさ、もうさ、「自分へのご褒美」だよね。
急ぐこともない。
ゆ------っくり、登って写真をパチリ。
前毛猛を望み、あの春の縦走を想い出してみたり。
ふくらはぎがいい具合に伸びてきたころ、上部でスラブ右の岩稜に乗る。
岩稜はスラブの頭へと繋がってる。
頭は岩峰となっており、前壁は断崖。
このすぐ上のスラブを行く。
途中まではポケットホ-ルドが豊富だったが、直下15mくらいは貧弱。
四つん這い状態で行く。
フリクションが良いので問題ないが、落ちると致命的なので初心者にはロ-プがあった方がいいかもしれない。
頭からはスラブ全容が見える。
左スラブもなかなか立ってて面白そう。
ここから裸山山頂は薮を漕いで僅かの場所。
休憩するならスラブ頭の方が断然いい。
山頂から少し下って、薮を拾って桑原沢方面へ。
薮といっても、ここもスラブなので、この手の下りに慣れてないと、ちょっと怖い。
岩溝から細い流水が湧き出しているあたりからは水線沿いに行く。
いくつかの流れを合わせて、ひと際大きな桑原沢に出る。
二段滝は紅葉と相まって、まさに美麗。
堰堤にもどりつき、今登ったラインを目で追ってみる。
なかなか、カッコイイ。
しかも、立って見えるし。
11:30帰幕。
帰路、田子倉から見た御神楽にはうっすら雪がついていた。
なんとなく、癒されたい。
そんな秋の善き日にオススメの一本です。
sak