acc-j茨城 山岳会日記

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奥多摩・水根沢谷

2019年08月13日 13時32分51秒 | 山行速報(沢)

2019/8/8 奥多摩・水根沢谷

 

■とある猛暑日の話。

 

今日という日が始まった瞬間から、気温は25度越え。

最高気温は35度を超えるらしい。

 

ラジオから聞こえるそんなニュ-スを聞きながら、車を走らせる。

樹幹から覗く先には深緑の山々。

もはや耳に馴染んだ蝉の声。

 

こんな休日に向かうべきは、そう。 あの、水と緑の楽園だ。

 

■”沢登り”という遊び。

木々に守られ、沢風に吹かれながら。

自然の涼は心地良い。 何故、街はあんなにも過酷な暑さなのだろう。

 

時に流れに浸かって滝身に取りつけば、たちまち「涼しい」を通り越し、寒さに震えることすらある。

なんでだろう。 こういうとき、何故かみんな笑ってるんだよね。

真夏の「水遊び」は最高に楽しい。

 

水根沢はお手軽に楽しめるウォ-タ-パラダイス。

行程も短いので、時間を気にせず水遊びが楽しめる。

盛夏なら、何度来ても飽きることはない。

第一ゴルジュで水と戯れ、 第二ゴルジュで流れに立ち向かう。

そしてメインは半円の滝を手足のツッパリで越える。

同行のAkiさん。

この日、沢デビュ-。

難なく滝滝を越えてくる。

身体能力が高く、素質は充分。

 

半円の滝をウォ-タ-スライダ-にして楽しむこともできるようだけど、ちょっと怖いよね。

 

 

■沢で自炊。沢キャン。

 

沢登りも一段落したら、次の遊びに突入だ。

「水遊び」からの「火遊び」

沢での焚火は癒しのひととき。

せっかくだから焚火で自炊。

日帰りなのに、「沢キャン」(沢でキャンプ)を楽しんじゃいます。

流木を集めて、火床を作る。

少しずつ火を大きくして煮炊きできるようになったら、いざ。

ジェノベ-ゼ&オイルサ-ディン。

パンは焚火で炙ってホカホカに。

 

くつろいでいると、後続の御二方が遡って来た。

それぞれに水との戯れを堪能したようで、イイ顔していらっしゃる。

 

同日、同ル-トを辿った同志に、もはや共感の念を禁じ得ません。

焚火を囲ってのおしゃべりにも花が咲くというもの。

 

■雷鳴

 

ほどなく、雷鳴。

ここは早めの撤収が吉。

 

焚火の後始末をしっかりしてから林道までひと登り。

とにかく、沢での増水程怖いものはありません。

 

下山途中、雷雨。

雨が落ちると、あれだけ騒がしかった蝉の声は鳴りを潜める。

そして代わりに聞こえるのは、雨が木々の葉を叩く音。

まるで、万雷の拍手で今日の沢旅の最後を祝福されているかのよう。

 

これがまたイイ。

雨の山も捨てたものではないのだ。

 

■とある猛暑日の話。

 

今日という日が始まった瞬間から、気温は25度越え。

最高気温は35度を超えるらしい。

こんな休日に、あなたならどうするだろうか。

 

sak



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