久方ぶりに神保町にある居酒屋「九州 熱中屋」さんにランチでお邪魔いたしました。
これまで、御茶ノ水にある「熱中屋」さんは何度か利用してますが、そのお店には「がめ煮定食」
がない。
さて、「がめ煮」とは何か?
がめ煮とは九州地方(福岡等)の方言で関東では「筑前煮」と呼ばれる煮物料理です。
ほら、オリジン弁当とかのお惣菜とかでもありますよね。
ごぼうやにんじん、大根などを煮込んだ感じがたまりません
個人的にはサトイモの煮っ転がしなども好物です
とまぁ、基本的には煮物料理が好物なわけですが、外食だとどうしても肉料理、とくに揚げ物系が多くなります。
これは魚料理でも丼やフライ系が多い傾向です(とくに暑い時期は)
私はその日、朝から心に決めておりました。
今日は野菜中心の和食定食を食べると。
そう考えた場合、最初に浮かんだお店が神保町の「熱中屋」さん。
ここなら「がめ煮定食」があります。
そして注文した品がこちら。
筑前煮と白身魚のフライがまた絶品です
以前、福岡出身の職場のスタッフさんに伺ったことがあります。
私「がめ煮って福岡ではどうなの?」
スタッフ「毎日食卓に出てました。正直うんざりしてました」
ほほう、毎日だと厳しいな・・・。
なんでも毎回というのは厳しいものです。
そう考えるとご飯(白米)と味噌汁(具は変えますが)が定番ってのはなかなかすごいもんですね。
あと、お新香。
私は「糠漬け」が好物なのですが、これも飽きません。
しかし、その日の私は煮物(野菜)に飢えてました。
ごぼうやにんじん、だいこん等の煮物料理、最高です
鶏肉もありましたが、野菜に染み込んだ鶏のエキスも相まって最高の味を引き出しておりました
時間はランチタイムぎりぎりでしたが、逆に客も少なく私は30分あまり至福の時を過ごすことができました。
心の中で「いつか夜の時間も利用させてもらうよ」と思いながら。
30代も半ばを過ぎると和食が恋しくなるお年頃と感じた2013年の夏でした・・・。
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