今回は私が通学した専門学校の同級生とのエピソードです。
この学校、新しい学校だったということもあり、とにかく面白いキャラを集めた言わば「おもちゃ箱」のような学校で、とくに私が在籍した学科は少数なのにボリューム満点なくらいのクラスでした。
なぜか西武の辻はつひこ選手(当時)が好き過ぎて、グッズはおろか守備のフォームのトレーニングをしながら通学してる学生もいれば、電話をかけてくると、必ず「オス!!オラ悟空!!!」と挨拶する者もいたり・・・。
とにかくキャラの濃い連中なわけですが、その中でも一風変わった学生が一人おりました。
この人物、とにかくプライドが高い。
我々が漢字検定受験で、とりあえず3級から受験し、見事合格したのですが、彼は「ボクは2級から受験するから」と宣言。
試験は時間帯こそ異なるも同日だったのですが、当日は彼の存在は影もなく・・・あれ?と。
で、翌日登校してきた本人に聞いてみると「あぁ、ちょっと時間が取れなくて中止したよ。べつに費用は自分で支払いしたから問題ないだろ」とのこと。
まぁ、そうなんだけどね、あそこまで豪語するのだから合格するんだろうって思うわけなんですよ、聞かされたこちらとしてはね。
どうもこの人物、両親の期待に応えられず某有名大学に合格できずに専門学校に入学したらしく、じつはその夢はまだ継続中で、親からの学費を受けずに自ら郵便局(当時はまだ郵政省直営)でバイトしながら一人暮らしして専門学校に通学しながら大学受験も狙っているという人なのでした。
面白い専門学校で、じつは同じクラスで翌年には大学に進学している人もいるので、ある意味では間違いではないのかもしれませんけど、予備校じゃないんだから(笑)
で、ベジータ並にプライドの高いこの人物、いつもバッグに大きい食パンを1欣入れてきて、それをつまみながら授業や我々と会話するのです。
どうも、食事の時間も惜しいので、我々との会話では食事しながらでいいだろうということ。
授業中は食事か居眠りでしたので、何をしに来ているのか?と思えるくらい。
それでも「自分は○○大学に入学して親を見返す!!そして郵便局で稼いでもっと偉くなるのだ!!!」と熱く我々に語ってましたが、聞いてる我々は徐々に「いちいち言ってることが腹立つねぇ」と。
ここで登場した彼への暗黙の表示が
「プライドの高さはベジータ並だ」という言葉です。
当時の我々からすれば、面倒なタイプではありましたが、面倒なタイプは他にもいましたので、せいぜい笑い話レベルで終わっていたのです。
で、その後の彼ですが、いつの間にやら退学したらしく、2年制の我々は2年目には就職活動で忙しく気づいたら卒業を迎えていたという感じでした。
あのプライドの高さ、今も健在なのだろうか?
ふと思い出すことがたまにあります(笑)
この学校、新しい学校だったということもあり、とにかく面白いキャラを集めた言わば「おもちゃ箱」のような学校で、とくに私が在籍した学科は少数なのにボリューム満点なくらいのクラスでした。
なぜか西武の辻はつひこ選手(当時)が好き過ぎて、グッズはおろか守備のフォームのトレーニングをしながら通学してる学生もいれば、電話をかけてくると、必ず「オス!!オラ悟空!!!」と挨拶する者もいたり・・・。
とにかくキャラの濃い連中なわけですが、その中でも一風変わった学生が一人おりました。
この人物、とにかくプライドが高い。
我々が漢字検定受験で、とりあえず3級から受験し、見事合格したのですが、彼は「ボクは2級から受験するから」と宣言。
試験は時間帯こそ異なるも同日だったのですが、当日は彼の存在は影もなく・・・あれ?と。
で、翌日登校してきた本人に聞いてみると「あぁ、ちょっと時間が取れなくて中止したよ。べつに費用は自分で支払いしたから問題ないだろ」とのこと。
まぁ、そうなんだけどね、あそこまで豪語するのだから合格するんだろうって思うわけなんですよ、聞かされたこちらとしてはね。
どうもこの人物、両親の期待に応えられず某有名大学に合格できずに専門学校に入学したらしく、じつはその夢はまだ継続中で、親からの学費を受けずに自ら郵便局(当時はまだ郵政省直営)でバイトしながら一人暮らしして専門学校に通学しながら大学受験も狙っているという人なのでした。
面白い専門学校で、じつは同じクラスで翌年には大学に進学している人もいるので、ある意味では間違いではないのかもしれませんけど、予備校じゃないんだから(笑)
で、ベジータ並にプライドの高いこの人物、いつもバッグに大きい食パンを1欣入れてきて、それをつまみながら授業や我々と会話するのです。
どうも、食事の時間も惜しいので、我々との会話では食事しながらでいいだろうということ。
授業中は食事か居眠りでしたので、何をしに来ているのか?と思えるくらい。
それでも「自分は○○大学に入学して親を見返す!!そして郵便局で稼いでもっと偉くなるのだ!!!」と熱く我々に語ってましたが、聞いてる我々は徐々に「いちいち言ってることが腹立つねぇ」と。
ここで登場した彼への暗黙の表示が
「プライドの高さはベジータ並だ」という言葉です。
当時の我々からすれば、面倒なタイプではありましたが、面倒なタイプは他にもいましたので、せいぜい笑い話レベルで終わっていたのです。
で、その後の彼ですが、いつの間にやら退学したらしく、2年制の我々は2年目には就職活動で忙しく気づいたら卒業を迎えていたという感じでした。
あのプライドの高さ、今も健在なのだろうか?
ふと思い出すことがたまにあります(笑)
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