脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

GoToトラベルのモヤモヤ

2020年12月10日 | 心の葛藤
知人の70代の高齢者が、GoToトラベルで、
すでに5回も旅行をして、今日も旅行に出発した。

それを聞いて、私はなんだか複雑な気持ちになった。

医療従事者が大変な思いをしているうえ、
医療従事者はGoToトラベル 利用どころではないから、できない上に、
職場から、会食まで禁じられているところもあると聞く。

そんな中、60代〜80代で体が元気で、
あちこち自分で動き回れて、
お金も時間もゆとりある人たちだけが、

何度も何度も、GoToトラベルの恩恵に預かって、税金使って安く旅行しているとしたら、不公平な気がした。

でも、もともと、旅は、
お金と時間がないとできないから、

そういうお金と時間と健康がある年代の人たちにどんどん観光してもらって、

飲食、宿泊で、観光地を潤してもらおうというのが、
政府のGoToトラベルの目的なのかもしれない。

でも、なんだかモヤモヤする。

子供が自立し、自由な時間とお金と動ける体があっても、
高齢者は、若い人達より新型コロナウイルスで重症化しやすいというから。

医療従事者を応援したいなら、
高齢者は、
この時期は旅行は控えるべきではないのか?

それとも、ホテルや、飲食店が倒産しないように、
自殺者がでないように、

旅行に行ける人は年齢を問わず、どんどん行ってもらった方がいいのか?

ただ、
もともと、GoToトラベルは、感染が落ち着いてきたらはじめるはずだったけど、
それでは経済が持たないと思って始めちゃったんだと思う。

何が正解なのか、私にはわからないけど、

ただ、今回の話を聞いた私には
なんともいえない不快感だけが残った。




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クローズアップ現代+ #こもりびと 感想

2020年12月10日 | つぶやき
長年ひきこもり支援してきた社会福祉士さんも、

脳脊髄液減少症のこと、
きっと、知らないんだろうなってこと。

でも、その社会福祉士さんが、
「ひきこもりの人たちって何も表現をしないってよく言われるんですけども、
実は表現をしたいんだけれども、
表現する機会がない。

あるいは自分が何を感じて何を考えているのかてことをうまく言葉に乗せられないだけではないのかな。

それは私たちが、何か緊張してうまくものが言えなかったり、

やはり安心安全じゃない所では話せないって言う事とつながっているんじゃないかと思う。」っていう言葉だけは、

共感した。

脳脊髄液減少症の症状は文字にして伝えようとする事自体が難しく、

やっと文字や言葉にしても、理解されないと、もう伝えようとする気力もなくなってくるから、

見た目働けそうな、ひきこもりの人も、

今置かれている自分の状況を、文字や言葉にして人に伝える事は、とても難しいんだろうと思うし、

たとえ、やっと言葉にしてもなかなか理解されないと絶望して、

もう話さなくなってしまうのだろうな、と思った。

私も、脳脊髄液減少症になり周りの無理解の経験がなければ、

こんな風に、ひきこもりの人たちの世界を考える事もなかったと思う。



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虐待の後遺症は精神的なものだけじゃない!

2020年12月10日 | つぶやき

虐待で「フラッシュバック」など後遺症 支援求め署名活動


を読んで感じた事。

親から虐待受けた人が、
大人になっても精神的後遺症に苦しんで
生きづらさを感じるというけれど、

親から身体的暴力を受ければ、
髄液漏れが起こっている可能性があるわけで、

それによって、
突然の動悸や、吐き気や、

不安や恐怖といった、
身体的、精神的症状が出てる可能性だってあると私は思う。

それなのに、虐待を受けた子供の後遺症としての、脳脊髄液減少症の可能性なんか、考える人はほとんどいないと思う。

(ましてや、乳幼児に虐待で命を落とした子の中に、髄液漏れが原因で亡くなったケースの可能性なんて想像する人はいない
と思う。

特に、精神科や臨床心理士、心理カウンセラー、関係団体などにが脳脊髄液減少症に詳しい人材がまだいないに等しい。

たぶんニュースに出てきた団体も、虐待でも起こりうる脳脊髄液減少症なんて知らないんじゃないか?

こんな現状では、
虐待で髄液漏れを起こしているのに、
それを誰にも気づいてもらえず、
適切な治療もうけられず、

すべて精神的後遺症だと誤解されている人たちがいても、
全く救えないと思う。

私の経験からも、脳脊髄液が漏れて減った人間が、精神科にかかると、
鬱や、パニック障害、境界性人格障害や発達障害、閉所恐怖症と診断されてもおかしくない症状が出る。

私は虐待は受けて育っていないのに、そう診断されてもおかしくない症状が実際に出た。

だから、虐待に関わる精神科医ぐらいは、脳脊髄液減少症について詳しく学んでほしいし、
脳脊髄液減少症の研究に加わってほしいと思う。


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