脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ひきこもりの命、コロナ患者の命

2020年12月13日 | 心の葛藤
私の疑問。

なぜ、誰にもわかりやすい病名がついた患者は、
医療によって命を助けてもらえるのに、病名がつかない患者は、すぐ医療によって命を助けてもらえないのか?

一見、病名がつかない、
一見、医療の対象には見えない、
中高年のひきこもりの人たちが、医療支援の対象にされないのか?

高齢の親に死なれて一人残され、
水道やガスや電気を止められた家の中で、
ボロボロの衣類で、痩せ細っていても、

命が尽きるのが時間の問題だとわかっていても、

なぜ、迅速に医療によって命が救われないのか?

自分の今までの生き方でそうなったのだから、自業自得だと、思われているからなのか?

これがたった一人で、ゴミ屋敷の中で取り残された子供だったら、対応が違ったでしょう?

子供が一人でそんな環境にいたら、安否確認の声かけと、食料支援だけでなく、
間違いなくその環境から救い出され、命が救われ、
就労支援の前に、まずは
人間らしい生活の支援がされたでしょう?

なぜ、大人のひきこもりだと、「自分の意思」ばかりが尊重され、放置され続けるのか?

もしかしたら、脳が病んでその人のその「意思」さえ間違っていて、
その人自身を死なせる方向へ向かっているのかもしれないのに。

高齢者の新型コロナ患者も、

ゴミ屋敷で、水道もガスも電気も止められた家の中で、ボロボロの衣類で痩せ細っている中高年のひきこもりも、

同じ人間の命なのに、

なぜ、この国は、こんなにも人によって、病名がつくかつかないかの、医師の診断によって医療支援にや差があるのか?

そんなにも、医師が絶対の力をもっているのか?

医師だって知識をもっておらずら知らない事だってあるはずなのに。

一見、医療支援ではなく、福祉の対象だけに思われる人の中に、

実は、迅速な医療支援が必要な人が必ず潜んでいると思う。

交通事故にあい、医師に理解されない症状の脳脊髄液減少症になっていたのに、
誤解され続けて怠け者、神経症扱いされて生きてきた私のように。

私も、ひきこもりも、新型コロナウイルスのように他の人に感染はさせないけど、

ひきこもりの人の命も、

脳脊髄液減少症患者の命も、

新型ウイルス患者と同じ、
一人の人間の命だってこと忘れないで、

もっと真剣に
脳脊髄液減少症やひきこもりの人の医療支援が、
きちんとできる医療体制が早く整ってほしい。
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