脚気の歴史と
脳脊髄液減少症の歴史が似ている事は、
過去にこのブログで書いた。
高橋浩一先生も2010年に書いている。
今から14年も前のブログ記事だから、
脳脊髄液漏れを止めるブラッドパッチ治療が健康保険適用になる6年も前。
だから、今よりもっともっと医学論争が激しく、
脳脊髄液減少症をバッシングする医師たちがほとんどだった時代。
あの頃も、
脚気論争と、
脳脊髄液減少症の医学論争
似ているな、と私も感じていた。
脚気も、脳脊髄液減少症も、
臨床の医師が提唱する事に、
東大系の臨床ではない研究肌の医師が、真っ向から否定する歴史。
似ているんよ。
歴史は繰り返す。
教科書に書かれている事がすべてじゃないのに。
真実は、生の現場に隠されているのに。
過去のデータや研究の中に、真実があると信じ込んでいる人たちが、
新しい概念を叩き潰そうとする。
それは、医療の安全を守るために乗り越えなきゃならない過程なんだとは思うけど、
あまりにもひどいバッシングだった。