快晴に恵まれた一日、越後の苗場山を
冬山講習で一緒だった、いちばちさんと歩いてきました。
苗場山は、以前から行って見たい山でしたが、なかなか行くことが
できなかった山です。
湯沢インターを出て左折、国道17号を苗場スキー場方面に向かいます。
最初のトンネルを出て少し行ってから右折します。
右折ポイントには案内の看板がありましたが、見落としそうでした。
その後は、分岐する所には、案内の矢印があるので
駐車場までは、迷わず行くことができます。
準備をして朝のヒンヤリした空気の中、7時に出発、
和田小屋へは林道と、トイレの右手から、途中まで登山道もありました。
行きは、登山道を使いましたが、ぬかるんでいたので、帰りは林道
を使いました。
和田小屋で登山届けを出して、ゲレンデを横切り、ここから本格的な登りです。

登山道は、湿った石がゴロゴロした歩きづらい道がつづきます。
両側には、ショウジョウバカマの株を多く見かけます。
イワナシ、ツバメオモト・・・ 雪国らしい植物ですね
花の咲いた時の風景を想像しながら、滑らないようゆっくり登ります。

上ノ芝を通り、神楽峰を越えると、初めて苗場山の山容を見ること
ができます。
いつも、平標山周辺から航空母艦のような形しか見たことがありませんでしたが
いやいや、どうして、立派な男前の山じゃないですか
いったん下って、登り返します。

天空の楽園とでも表現すれば、いいのでしょうか
北アルプスにも、雲ノ平や五色ヶ原など、山頂部に湿原が広がる所
が多くありますが、ここは、また少し違った雰囲気の山です。
ゲレンデまで下りてきました。
後は駐車場まで、のんびり帰ります。
草むらには、ウメバチソウの残り花を見つけました。
花の季節にも来て見たい山です。
日が短い今、時間的にも丁度いいコースでした。
10月16日