コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

丹沢 ~ 稜線の紅葉 渓谷の花

2012-10-31 17:01:36 | インポート



丹沢の稜線も、そろそろ紅葉が見頃だろうと思い

この時期、毎年よく歩いている

寄~雨山峠~鍋割山~後沢乗越~寄
と周回してきました。

秋の花も多く、イワシャジンもまだ咲いています。

最近、一眼レフを持ち歩くのが面倒になり
今日もコンデジをポケットに入れて、気楽な散策です。

今のコンデジは、昨年、冬山用に購入した
ペンタックスWG-1です。
オーバーグローブをしていても、シャッターが押しやすく
衝撃にも強そうなので購入しました。
耐寒性やマクロ機能もあり、それなりに気に入っていますが
画質はやはり一眼レフにはかないません。



画質の悪さは、腕でカバーという訳にいきませんので
その分、何枚もシャッターを押すようになりました。













いつものように寄大橋に車を止めて出発。

ゲートを通り管理棟で登山届けを提出して、しばらく林道歩き。
雨山峠までは、しばらく川沿いを歩きます。

何度も渡渉を繰り返しますが、最初の渡渉が一番厄介です。









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今日の水量でしたら、問題ありませんが、ここの渡渉が難しい
時は、この先、雨山峠あたりでは、沢の中を登りますので
注意しなければなりません。











2回目の渡渉は、広い河原を・・



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3回目、丸太の上は危ないので石づたいに・・・

この後は、小川を渉る感じですので大丈夫。






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ここから鎖で尾根に取り付き、しばらく沢から離れます。

ここは、昨年までは、奥に小滝も望め。休憩ポイントでしたが
ずいぶん荒れて、土石、倒木が溜まり、風景が変わってしまいました。



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このあたりから、イワシャジンが咲いています。



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サルナシは、丁度食べ頃なので、一つ頂戴します。


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しばらく行くと、山腹を巻くような道になりますが
谷側が崩れやすい所もあり、鎖はありますが
花に気を取られて歩くのは、危ないので気をつけましょう・・・

・・・自分に言い聞かせています。


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シロヨメナが多い道でしたが、この辺りから
イワシャジン、リンドウ、ダイモンジソウと秋の花が
見頃でした。







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キッコウハグマが一輪。










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雨山峠へは、沢をつめるように、登っていきますが
ここも、台風の影響なのか、結構荒れていました。

このルートは以前、破線ルートでしたが、今回歩いてみて、
標識が流れていたりして、迷いやすく、歩くのに注意が必要な
感じでした。


コースから外れて、歩いてみると、シラヒゲソウの群落があり
まだ、何株か咲き残っています。




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登山ルートとは違う沢をつめて登って行き
稜線に着きました。

天気は、曇りですが、紅葉が綺麗です。




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どうやら、雨山と雨山峠の中間あたりの稜線に出たようですので
雨山峠を通り、鍋割山へと向かいます。












雨山峠から鍋割山へのルートは初めてです。
鎖場もありますが、花も多く咲いています。






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鎖場を過ぎて、しばらく行くと
とても雰囲気のいいところに着きました。










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鍋割山の近くの稜線に、こんな所が、あったのですね。
鍋割山は、賑わっているでしょうが、こちら側に下りてくる人は
いなく、今日は、まだ誰にもあっていません。

とても静かな森です。
急ぐ山歩きではないですので、しばらくここで休憩。

じっとしていると、もう少し肌寒い季節になりましたね。
夏が終わり、秋から冬に移るこんな時期の山が
以前は、とても好きでした。














                
 













鍋割山山頂は、やはり賑やかです。



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山頂は、素通りして、後沢乗越に向かいます。

トゲがあるので、鹿に食べられないメギの実



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後沢乗越を過ぎて、少し行った所にある右折ポイント。

右にある鹿棚のドアを開けて、下って行きます。



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作業道のようですが、とてもしっかりした道が、続いています。

もう一度、鹿棚の扉をくぐり、下っていくと、右手に沢が

現われてきます。

柵の扉から、沢に下りると、後は沢沿いに、下りていくだけです。










沢の水量が増してくると、道は深い渓谷を下るようになり
丸太の橋を何度も渡り返したり、狭い山腹を巻いたりしたりする
ようになります。

このあたりの紅葉は、まだこれからですけど
色づいてくると、見事な渓谷美でしょうね。

ただ、登山道ではありませんので、滑りやすい丸太の橋は
注意が必要です。



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糸を引くような滝の脇には、イワタバコがびっしりと。

この渓谷にも、イワシャジン、ダイモンジソウが自生しています。










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朝に通った林道の途中に下りてきました。
車までは、20分位の所です。

私は7時間以上かけて、寄り道したり、ゆっくり歩いてきましたが
コースタイムは6時間位でしょうか

稜線の紅葉、渓谷の花・・・変化に富んだ楽しいコースですが
一部、登山道を外れますので
それなりに注意は必要です。



10月 30日






























コメント (2)
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