大雪のため予定していた八ヶ岳は中止。
今回は天望荘に宿泊して、のんびり歩く予定だったので楽しみにしていましたが、赤岳鉱泉では1m50cmも積もり
当分雪崩のリスクがあるので、入山は控えざる負えないだろう。
雲取山か御坂あたりなら行けるかな~とみちカメラで様子を見て見ると
なんだかチョット・・・わからない・・・
道路が映っていないんです。
道路らしい所もありますが、ほとんど雪で埋まっていて
歩道との境もなく、轍もなし・・・
国道でこの状態か~・・・とようやく現状を把握。
月曜の午後の時点でも中央高速が閉鎖しているので
いろいろ迷いましたが、結局今回も房総へ
といっても南房総以外は、こちらも大雪でしたので
2日たってどんな状況かわかりません
まずは何度も行っている高后山へ行ってみることにします。
館山自動車道を走っている時、路肩には雪が積み上げてありました。
やはり君津あたりもかなりの積雪があったようです。
やはり除雪は最後の集落までしかしてありませんでした。
その先の林道は20~30cmの積雪。
境目の路肩に車を止めて出発。
日当たりの良い法面にはスミレが点々と
登山道に入るといきなり積雪が増えてきました。
周りは湿った大雪のため倒木が多く、折れた太い枝も雪の上に
いっぱい落ちています。
斜面のトラバースには気をつかいますが
この先には下が切り立った場所もあり、しっかりしたアイゼンと
ピッケルもほしい感じです。
ツボ足にストッツクでは厳しそうでしたので、あえなく撤退(--;
コセリバオウレンやスハマソウ、しばらく雪の下で冬眠です。
まだ時間も早いので、雪のない南房総に移動します。
海岸線や農道を荷物を持たずにノンビリ散策。
園芸種には興味がないので、一面ホトケノザが咲いている畑で
白花を探してみたり、裏山を適当に登ったり・・・
風は冷たいですが陽射しが強く、動いていると上着はいらないくらいです
海岸線に沿って低い山々が連なっていますが、散策路のような道は
ほとんどなく、昔は道だったような踏み跡をたどりながら
歩いていると、湿り気のある所にはシュスランが多く自生していました。
しかし踏み跡は薄くなってきて、ヤブが酷くなってきたので
一度車に戻ります。
時間を見るともう一カ所くらいは十分に寄ることができそうなので
少し移動して別の場所へ・・・
今度の山、駐車スペースはありましたが案内坂もないので
とりあえず上のほうに伸びている道へと進みます。
少し行った所に小さな案内板が置いてあったので間違いはなさそうです。
道の脇にエビネが数株・・・
歩きだしてすぐ感じたのですが、ここ・・・とても良い雰囲気です。
地図を見ただけではわかりませんでしたが空中湿度が高く
周辺は美しいシダ類が多く、樹にはフウトウカズラが絡み
林床にはハナミョウガなど・・いかにも南房総らしい雰囲気に
包まれています。
さっそくガサガサと入って見ます。
アケボノシュスランが数株
エビネも数株見つかる。
今の時期に見つかるのはこれくらいでしょうか
また、花の季節に来てみたい所です。
登山道にもどり山頂まで道がありそうですので
行って見ることにします。
しばらく登って行くと・・・・
法面や道沿いには・・・・・
さすがは房総のマイナーな場所だと喜んでいましたが
ちょっと、ありすぎかな・・・・
2年前にエビネの大群生地を見つけた時とは少し違うような気もして・・・・
あの時は、まず人が訪れない場所でしたし・・・・
まさか、誰かが植えた~
下のほうでガサガサしながら見つけた株は自生だと思いますが
傾斜がある乾燥気味の法面に等間隔にあるのは
自生なんだろうかと、ちょっぴり疑いの目でも見てしまいます。
ただ、ここの場所は訪れる人も少ないですし
昨年は同じ南房総の登山道沿いで群落も見ていますので、一概に何ともいえませんね。
ただ、毎年盗掘されないで咲いているのは間違いありません。
2月18日