コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

今年も房総探索から ・・・・・・ その2

2016-01-22 13:24:19 | 登山



前回の続きです。



手で触ることができる位置にマメヅタランがいないかな・・・・と
別の尾根へと分け入ってみました。

最初は急な斜面をよじ登り、枝を払いながら歩いていたのですが
なぜか途中から道が現れてきました・・・・・不思議・・・
何処まで続いているのか詳しくはわかりませんが、たぶん作業道か何かでしょうね。
しっかり踏み込まれている感じの場所もありますが地図には何も記載されていませんです。
まあ、いいか・・・おかげで歩きやすくなりました。 
しばらくは何もない尾根でしたが、引き返そうか思っていた頃に、マメヅタランを
見つけました。

手は届きませんが、今までで一番近い距離にいます。

ズームなしで、こんな感じ・・・












少し引っ張ってきます。

これくらいなら、300mmの望遠レンズで花の咲いた風景を上手く撮影できそうです。











ムギランと一緒に着生している樹も見つけました。

ここも、もう少し・・・・の距離です。



















ズームしてみるとムギランの果実も見ることができますね。


花は少し無理ですが、これくらいの距離なら撮影が楽しみです。

そういえばマメヅタランの果実って、ネットで検索しても画像がありませんが
どんな果実なんだろうか・・・・














今日も目線にいるマメヅタランは見つかりませんでしたが・・・・

・・・・また、いっぱい拾いました。 ^^)











この樹の下には、小さい破片ですが幾らでも落ちていました。

昨日からの強風で、かなり落ちたのかな・・・・











         





再び湿り気のある良い感じの森に入ってきました。

注意して着生ランがいそうな樹は幾方向からもじっと見つめては
双眼鏡で確認していきます。

手元にある樹の裏側を何気なく覗いてみたら・・・・


カシノキランがいました。! 

・・・・手前の樹に足を掛けて、背伸びすれば、手で触れます・・・・










カシノキランが目線の位置でよく見つけることができるのは、
きっと太陽の陽射しをそれほど欲しがらないからでしょうね。

きっと周辺の樹にも隠れていると思います。

まずは裸眼で、よ~く見回しながら・・・・・・


うん?   ここにいるような感じです。


・・・・・・・わかりますでしょうか?

マメヅタの中に隠れています。













葉っぱではわかりづらいですが、着生根が白く見えるのがヒントになります。




ここにいます。
















よほど注意して見ていないと見落としてしまう株です。

一年間ずっと上ばかり眺めてきた成果でしょうか、
隠れている着生ランを探すことに少し慣れてきました。
ここの森にも、まだ着生している株が見つかると思いますが・・・・

西に傾いた陽射しが斜めに森を照らすような時間になりました。
今日はここで時間切れです。









1月20日













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今年も房総探索から・・・

2016-01-22 04:54:51 | 登山



ようやく仕事や用事などが一段落したので山へ行けそうです。

今日は冬型が強まり寒気も南下しているので高い山は無理そう・・・・

そんな時はやっぱり房総探索が一番楽しい・・・・迷わず夜明け前にアクアラインを通過。
房総の山も今日はそれなりに冷え込んでいますが、一日歩き回るなら汗もかかなくて
丁度良い気候です。 

風は強いのですが天気は快晴。


真冬でも緑が濃い照葉の森です。










途中から沢に下りて探索しながら詰て行く予定でしたが、倒木が酷いので
枝に捕まりながら尾根に戻ってきました。










陽射しが届かない薄暗い沢沿いは、さすがに寒く薄氷もはって歩きづらいですね。
しばらくは日だまりの尾根を歩くことにします。
背中に陽射しを浴びながら歩くと、冷えた体もすぐに温まってきました。
オニシバリの花も咲いて早春の雰囲気です。








イイギリは、まだ真っ赤な果実を付けています。










もう稜線近くまで登ってきましたが再び渓に下りてみました。
もう水も流れていなくて源流に近い感じです、
上を覆っている樹はバリバリノキのようです。










湿った法面にはシュスラン。












ナツエビネも点々と・・・・良い感じの沢です。











倒木帯を横から乗り越えていたらセンリョウがまだ赤い実を付けていました。













苔むした倒木の上にはサツマイナモリがいっぱい着生しています。 花もありますが寒いせいか元気がなさそうです。
この花、房総では何時が見頃なのか今一つわからない感じです。
場所によってかなり時差があるような気がします。










そろそろ源流が近い感じです。   

尾根へと詰て行きます。









急斜面を登り、尾根に出ました。  マンリョウがお出迎え・・・











ここから双眼鏡を取り出して着生ランを探しながら、ノンビリと尾根や周辺の森歩こうと思います。

ヤセ尾根を歩いたり・・・・山腹を巻いたり、ウロウロしてみたり・・・・・・・











時々見かけるこの樹はイヌマキかな・・・・
房総では、まだまだ名前がわからない樹木も多いです。












大きなスダジイの古木に出会いました。

上を見あげてみると、マメヅタランが少し着生しているのがわかります。

























この樹にも着生していますね。








しばらく歩いていくと薄暗い森になってきました。









湿り気もあるので、何か良い感じの森です。

ゆっくりと・・・・立ち止まりながら、いろんな角度から眺めていると・・・

周辺の樹や枝にはマメヅタランがいっぱい着生しているのが見えてきました。










反対側に移動して、引っ張ってきます。










ここにも・・・・・




















上を見上げて緑に覆われている枝は全てマメヅタランがビッシリと着生しています。












所々にはムギランもいますがいづれも手の届かない所ばかりです。
がんばれば登れないことはない樹もあるけれども・・・・・
やっぱり目線の位置で見て触ってみたいですね。

ということで、今度は岩尾根を探して歩いてみました。












痩せた尾根は陽射しも当たり時々景色も良く見得ます。
房総の低山ですが、見えるのは緑の深い森ばかりです。









岩場を覗きこんでみても何も見当たりませんが、陽当たりの良い
岩場に張り付くように成長している樹にもマメヅタランは着生していました。
どちらかといえば、陽射しが多少当たる所の方を好む感じがします。

























この枯れた樹には上から下の方までマメヅタランが着生しているのですが
真下は崖ですので近寄れないです。











なかなか目線の位置に着生している株。見つからないな・・・・

ヤセ尾根を離れて、また違う森へと移動してみます。





・・・・つづく
































































コメント (4)
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