コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

房総丘陵サイクリング

2019-11-13 21:01:56 | 登山


昨夜からの雨も上がり、早朝の気温は10度。
ヒンヤリして冷たい朝ですが、まずは用心して長靴に履き替え森の中を歩いてみると・・・・
5分もするとヤマビルが5~6匹も長靴を登ってきました。しっとり濡れた状態の森では
氷点下近くにならないと安心して歩けないことを再認識しました。

だいたい予想はしていたので、今回は自転車を積んできました。
息子の御下がりですが、今日はマウンテンバイクで房総丘陵の林道を走り周ろうと思います。

房総丘陵には狭い林道が幾つか山奥まで伸びていますが、軽トラでもギリギリ、オフロード使用の
ジムニーなら何んとか行けるような狭くて荒れた林道が多いので、私の車では入っていくのは無理です。
といって手前の集落のスペースからノンビリ歩くような距離ではないので、自転車なら最適だと思い
いつか機会があればと以前から計画していました。

今回は初めてなので、台風で荒れた林道は止めて比較的快適な林道を選んで長い距離を走ってきました。














まだ色づいていませんね、周辺の紅葉は12月に入ってからでしょうか。










路肩には野菊、カントウヨメナかと思いましたが、キヨスミギクかな・・・・













センブリも多く、何度も止まって・・・・・
車と違い、気楽に止められるのが良いです。


















日当たり良い林道沿いにはリンドウが多く咲いていて、房総にもこんなに多く咲いている所があるのだと知りました。
照葉の森ばかり歩いていると、あまり出会うことが少なかったです。

















湿り気のある法面には、ダイモンジソウが咲いていて、ビッシリと咲いている所や点々と咲いている所
それらがズッと続いていたりします。














止まってばかりで進まないくらい林道沿いには秋の草花が咲いていました。

本格的な登りになると、ペースが落ちて最後は自転車を押して登っていきますが
歩くのと違い下りは快適で、一気にスピードに乗って距離を伸ばすことができます。
見慣れた花は目で一瞬追うだけにしてドンドン進み、また汗をカキカキ登るを繰り返して行きました。

天気は快晴になり、シャツ1枚で良いくらい暖かくなりました。











突っ走っている時には気がつくことはなかったのですが、ゆっくりと登り坂を押していると
法面にはベニシュスランもいることに気が付きました。















尾根から植林の森へと走っていると林床にキッコウハグマが点々と咲ているが目に入り
適当に良さそうな所で休憩して、少しブラブラ歩いてみました。


















どの株も花を付けています。

残り花でしたがテイショウソウも2周りくらい大きな花を咲かせています。










人が住まなくなってしまった山里の集落、荒れた田畑など眺めながら通り過ぎて
思っていたよりも早い時間で車に戻って来ました。登り坂は辛かったのですが
風を切って走り下るのは爽快で、好きな所で止まってブラブラするのも自分好みで
また山歩きの合間にでも計画しようと思います。






コメント (6)
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