コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

夏も終わり ~ 富士山麓を散策

2020-09-02 19:53:56 | 登山



猛暑が収まらない8月、蝉が鳴き夏空が眩しいこの暑い時期に
近所の公園のフジが二度咲きしていました。
















ツルも伸びて葉も密集しているので垂れ下がる隙間がなく乱雑に咲いています。
上に向かって咲いている株も多く、のぼりフジとも言うらしいです。
二度咲きするのは、毎年見ていたので気にもしていませんでしたが
今年は何だか気になって通る度に見ていました。
日射しが強いので花の時期も短いだろうな・・・・


・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-


この夏は済ませなければならない用事が多く、なかなか出かける機会には恵まれませんでしたが
少し涼しくなった今日、時間の余裕ができたので半日ですが富士山麓を歩いてきました。










イワギボウシは果実ができていました。











次に咲くダイモンジソウ、蕾も膨らんできて中旬頃には見頃になりそうです。
















オシャグジデンダかな・・・










・・・・イワトラノオ?










苔の中にはスミレの葉も多く見られます。

・・・・・ミヤマスミレかな











樹の上にスギラン










霧が晴れて青空が広がると森の中がパッと明るくなり、緑がとても鮮やかに・・・・・・

















晴れてくるかと思っていたら、また深い霧の中に・・・・










今日はこんな天気ですが、自分も常に歩いているので晴れている場所は
ずっと晴れているのかもしれませんね。





珍しく林床に秋の花を発見。

タカクマヒキオコシでいいかな~







最近は詳細な写真を撮って同定する気力が薄れています (-。-)


前回に出会った雰囲気の良さそうな樹、帰ってからパソコンのモニターで
ツリシュスランが多く住んでいたことに気が付いたのですが・・・・・
もう一度GPS頼りに訪ねてみました。










フガクスズムシソウがいるのはすぐにわかりますが・・・・・・・
霧の中では、パッと見はいないような感じがします。
じっくり双眼鏡で見てみると・・・・・ようやく見えてきました。














横一列に並んでいます。上の方にも点々といました。
決して高い位置ではなく、花を付けたら撮影には良さそうな高さなのですが
この時期には裸眼で何気なく見ただけでは見落としてしまう感じがします。
双眼鏡で見つけるにもナレが必要ですね。

着生ランの中でもツリシュスランは葉だけを目安に探す難しさを感じました。
一番の理由は羊歯や苔に紛れてしまうことだと思います。

探すのなら樹々やコケ、羊歯の緑があせた晩秋あたりが良いでしょうね。
ツリシュスランの葉は枯れないで冬を越します。

同じように、このノキシノブの中にへら状のヒナチドリの葉を探すのは
難しさに加えて、めげないで探し続ける根気が必要となります。
こちらは秋には葉も枯れてしまうので探すのなら
やはり花の季節に探しながら歩くのがベストな方法でしょうか・・・・・

これらの事が分っただけでも一歩前進しました。
また来年に期待します。

9月1日










コメント (2)
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