コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

房総探索日和 ~ オオシマシュスラン

2022-09-22 17:42:45 | 日記
房総丘陵にシュスランなどが咲く時期ですが、また夏日になり大汗かいて探索するのは
もう止めようかと思っていました。しかし台風が通過して秋の空気が入って
早朝は肌寒いくらいになり、この気温なら快適だろうと思い
以前から探索しようと思っていた場所へ行ってきました。

しかし冬に探索していた所でしたが、夏の藪の凄さは想定外で
ナタでもなければ突破できそうになく、1時間ほど奮闘しましたが
どうにも進めなくなり撤退。 早朝の準備運動だったと思い
気を取り直して反対側から攻めることに・・・・・








ネマガリザサ、シャクナゲも手強いですが、房総の藪は蔓性の植物が
縦横無尽にはびこっていて、蜘蛛の巣に取り込まれた虫状態になってしまい
身動きがとれなくなってしまいます。 戻るのも一苦労でした・・・・・汗

反対の渓側からなら藪は薄いけど、取りつきが滑りやすい急傾斜を
よじ登らなければならないので、チェーンスパイクを付けて慎重に・・・







ここの谷間には見頃を向かえたオオシマシュスランが点々といます。














傾斜が落ち着いてくると、足元にはオオシマシュスランの葉が多く見られるように・・・















森の中が薄暗く、シットリしてくると花を付けた株も出てきました。


























林床には羊歯や苔、フウトウカズラが見られるようになり
良い雰囲気になってきました。

























カゴメランといっても良さそうな株も見られます。














カゴメランとオオシマシュスランの花は
同じ感じがします。オオシマシュスランの花は赤味が強い株と白っぽい株があり
花茎の色も違ってきます。

今まで赤味がある株でしたが、こちらが白っぽい株です。















やっと尾根に上がりました。


冬にオオシマシュスランなどの葉を多く見たので、花の時期に来てみようと
以前から思っていました。










フウトウカズラの隙間から点々と花が見られます。
冬に見た感じどうりで多くの花が見られました。
奥の薄紫の花はヤブランです。














とても雰囲気の良い自生地ですので、いつまでも
このままであってほしいです。


・・・・・・・・・・・つづく。









コメント
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