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コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

2年ぶりの赤岳

2023-03-02 18:11:34 | 日記
昨年は登る機会がなかった赤岳。
今年は厳冬期に何とか登ろうと思っていましたが
相変わらず帯状疱疹の後遺症で足先がシビレて接地感がなく不安がぬぐえません。
ただ今回冬の赤岳へ登ることができれば、今後はあまり気にしないで山へ出かけられる
気分になると思うので、無理はしないように行ってみることにしました。



・-・-・-・-・-・-・--・-・



関係ないですが、近所の道端に落ちていた小熊のぬいぐるみ・・・・





落とし主がわかるように目立つ場所に置いておきました。
その後、雨に濡れたり、風が強い日には飛んでいってしまったり・・・・
半月が過ぎてホコリだらけになり、何だかこのままゴミのようになってしまい
落とし主も現れないようですので、私が回収して
シャンプーしてもとのように綺麗にしてあげました。

これから山の相棒として、ザックの脇に入れて連れ歩こうかと思います。
なるなるさんが復帰してきたら、部屋の窓際にでも置いておこう。



・-・-・-・-・-・-




・・・・話をもどして

車で凍りついた美濃戸林道を美濃戸へ。






林道の入り口にはゲートがあり、金属チェーンをつけないと危険なので
美濃戸へ行く車は必ずチェーンを巻いて行くようにと看板があります。
もちろん4WDのスタッドレスタイヤ装着車限定です。

冬も営業している赤岳鉱泉のサイトを見ると、歩く登山者が多い林道ですので
安全のため、このように注意喚起しています。
もちろん手前でチェーンを巻いて行きましたが、美濃戸の赤岳山荘に駐車している
車の三分の一位はチェーンを巻いていません。
私も今日の道路状況ならチェーンなしでも行けそうだと思いましたが
やはり安全の為、手前でチェーンを巻いていきました。

安全の為にゲートまでして注意喚起しているのですから、チェーンなしの車は
駐車できませんと赤岳山荘と協力できたら良いのに・・・・と思いますが
・・・・・それぞれの事情で難しいのでしょうか・・・・・



美濃戸の駐車場を7時15分出発します。
朝は-10度くらいですが、今日は春の陽気になる予報です。

足の具合を気にしながら、南沢をゆっくりペースで行者へ。
前半はカリカリに凍った道で歩きづらいです。







森が開けて横岳が見えてくると、冬の八ヶ岳へ来たな~と
久しぶりに気分が盛り上がりました。













ゆっくり行者小屋まで3時間の道のりでした。








いつもの軒下をお借りして休憩。








樹々の雪は消えて、もう春山の景色です。

ここはクリスマス頃の太陽が低くて凍りついた寒々しい景色が好きです。

準備をして文三郎尾根へ

最初は急な登りです。







少し頑張って登ればアルプスも見える景色が広がってきます。







いつも文三郎尾根を選択するのは
この中岳と阿弥陀岳が並ぶ景色を見ながら登れるから。













反対側の左は赤岳の岩場。主稜を行くパーティがいました。












もうすぐ中岳~阿弥陀岳との分岐に到着。














久しぶりの(といっても2年ぶりだけど)景色に見とれて足の具合など
忘れてしまっていた。

雪がよく締まっていてアイゼンが気持ちよく効いたので快適に登れました。
風はありますが、寒さを感じるほどではありません。



眺めの良いザック右側に入れてあげました。
ホコリだらけになっていたので、きっと空の青さが眩しいだろう。





ここまではWストックできましたが、ここから核心部になるので
ピッケルに変えます。

もう間違いなく山頂は踏めるので、ミスをしないよう慎重に行きますね。












権現岳に南アルプス









クサリも出ているし、雪も締っていて心配ナシ。












振り返って、キレット~権現岳









山頂が見えた!


何とか登れました・・・・ほんとうに よかった。

早朝の車の中で、足が辛くて途中撤退したらブログに何て書こうかな~などと
非常に消極的だったけど・・・・



















途中からバランスを崩しそうになるほど風が強くなってきたけど
飛ばされなくて良かったね。








貸し切りの山頂ですけど長居はできません。

フードを深く被って帰ります。

山頂を振り返って。








秩父方面















地蔵尾根経由で帰ります。

ここも気が抜けません。













振り返って・・・









急な階段を下りたらもう安心です。
あとはブラブラ行者小屋まで。













赤岳鉱泉を経由して北沢から帰ります。








流れに沿って帰る北沢は明るく気分も癒されます。
道も歩きやすいので足に優しいです。








登れた嬉しさから適当に寄り道しながら17時前に戻ってきました。
今日は暖かくて雪の条件も良かったのが幸いでした。


2月28日











コメント
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