気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

京都祇園祭5 山野辺の道 

2022-08-08 22:31:26 | 旅行
 今日は祇園祭と美味しい食べ物以外のお話。

 今年3月に京都に来た時、山の辺の道を半分歩いた。
そして去年11月に鞍馬寺に行ったけれど、旅も後半で奥の院まで歩く気力が無かった。
今回はやり残したこの2つを実行!!まずは山野辺の道。

20日
 
 8時ホテル出発。
近鉄で天理駅へ。バスで石上神宮(いそのかみじんぐう)の近くへ。(下線クリックで説明)

 豊かな緑の中の神社は日本最古の神社の一つ。
飛鳥時代の豪族物部氏の総氏神として崇められてきた。

 百済から3世紀後半に伝わった七支刀が国宝として納められている。




境内にはなぜか鶏がいっぱい。いろいろな種類の鶏がいる。
こんな神社は初めて。なぜ??

なるほど。流石に古い神社ならではですね。


ここが山の辺の道入口

さてこの後写真が拡大できなくて小さな写真ばかりとなり、
その時の感動をお伝えすることが出来なくなった。では簡単に。

 
 いにしえの道を松尾芭蕉も歩き、沢山の句を残した。
所々に句碑が建っている。
「うち山や とざましらずの 花ざかり」
内山永久寺の桜の花ざかりは 地元の人は知っているだろうが、
よその人達は知る由もないという句。
確かに桜の木が緑陰を作っていた。
花ざかりには古道を覆う桜、さぞ見事でしょうね。

 
ここは内山永久寺の跡。
12世紀に鳥羽天皇の名により創建され、東大寺、興福寺、法隆寺に次ぐ寺領を持ち、
その規模と伽藍の壮麗さとで西の日光と称された。
しかし明治の廃仏毀釈で、破壊され、略奪の対象となった。
今はただただ、見晴らしの良い景色が広がるだけ。西の日光の跡形もない。
廃仏棄釈でどれだけ多くの寺が犠牲となり、日本の宝が散逸して行ったのだろうか。



 
テクテクとのどかな道を歩く。


夜都伎神社。階段を登ると涼し気なベンチが。 のどを潤し、暫し休憩。


古い佇まいの集落。 「環濠集落」といい、周囲に堀を巡らし自己防衛した集落の名残がある。

テーブルがあり、冷えた🍉などが、保冷庫に入っている。
お金を缶に入れてスイカと麦茶を頂く。
暑い日だったので果物の甘さが沁みる。

見にくいでしょうが、この地図のグリーン部分、全て古墳!!
飛鳥時代からの歴史ある地域なのが良くわかる。

道端に立派な灯籠が。

 
やっと前回の出発点長岳寺に戻ってきた。 前回も見た黒塚古墳。

JR柳本駅。時間は1時半頃。お弁当を用意してなかったのでお腹ペコペコ。
柳本駅に確か売店と食べる所があったはずと期待したが、閉まっていた!!

お菓子で紛らわせ、奈良駅でやっと昼食。
このてんぷらが揚げたてで美味しかった事!!

前回柳本駅から桜井駅まで歩き、今回は天理駅から柳本駅を歩いた。
今回は暑さとの戦いだった。
前兆16キロ(プラス駅までの距離3キロ程)を2回に分けて完歩!!

奈良にはこのほかにも歴史ある散策コースが色々あるらしい。
過ごしやすい季節にまた歩いてみたい。

前回の山の辺の道をご覧になる場合は クリックでどうぞ♪










 

 






コメント (4)
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