今年に入ってから九州、広島、京都・関西旅行とせわしない日々を送っていました。
旅行は楽しいのだけれど、楽しすぎて日常生活に戻るのに時間がかかるようになってしまったのは年齢のせい?
やっと疲れも取れ、気にかかっていた私の趣味部屋(元娘の部屋)も片づけ、本当に落ち着きました。
趣味部屋には着物関係、裁縫関係、旅行散策のための資料、本、などで気が付くと滅茶苦茶になります。
今回多かったのは紙ゴミの資料。
趣味サークル、講演会の資料などは潔くポイ。
旅行資料はまた行く可能性のある所の地図をファイルに残し、あとは捨てました。
海外旅行の資料は随分前に捨ててます。
棚も捨て、いらない本も少し捨て(本に関しては諦めが悪くほとんど捨てられない)
さあ終わった~~。
6月29日、スッキリした気分でずっと行きたかった東京都美術館のマティス展へ。
駅前のテラスでのんびりランチ。
暑い日だったけれど、風があり、気持ちが良い。
コロナ中に上野に1度来たけれど、そそくさと帰ってしまった。
まだまだ元の世界に戻ってはいないけれど、今こんなのんびりした時間が持てるのが嬉しい。
20世紀を代表するフランスの巨匠マティス。
世界最大のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥーセンターの協力で開催するため、
初期の作品から晩年の作品まで揃う。
豊かな光と色の世界を堪能できて楽しい。
絵画に加え彫刻、ドローイング版画、きりがみ絵、晩年の傑作、南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料などが見られる。
このロザリオ協会の映像が素晴らしかった。
朝、昼、夜で刻々とステンドグラスの色彩を通して内部が変化、
シンプルだけど引き込まれるような荘厳な美を讃えていた。
写真可能な階があり、自由に写真を撮ることが出来た。
残念!私はスマホをロッカーに置いてきた!
係の方に相談すると、受付でその旨を話せば再入場のカードをくれるとの事。
スマホ取ってきた!!
木炭で制作
いかにもマティスらしい、迷いのない色彩と形。「マグノリアのある静物」
今回の一番のお気に入り「夢」
晩年の切り絵作品。切り絵は初めて見た。
マティスの20年ぶりの大回顧展だそうだ。
今でも国立新美術館のマティス展を色鮮やかに覚えている。
この時入り口正面の大作「ダンス」に圧倒された。(クリックで画像)
あれから20年も経ったなんて信じられなかった。
時が経つのは本当に早い。
今回「ダンス」には会えなかったけれど、
この色彩のパワーを浴びて元気が出た。