1月6日の山手七福神の記事を書かなくちゃ。
もうだいぶたっているので忘れそう。
コロナ前は松の内に毎年七福神巡りをしていた。
谷中七福神、浅草七福神、深川七福神、日本橋七福神、品川七福神、調布七福神。ほかにも行ったかしら?記憶もあいまい。
下町の知らない商店街を歩くのは発見と驚きがあり、格別の楽しさがある。
久しぶりの七福神は山手七福神に決定。
1月6日は晴天。 目黒線不動前駅から出発。
目黒は坂の街。駅を出て商店街を歩き上がったり下がったり。
商店街のはずれ、住宅街に入るあたりにあるのが「八つ目や にしむら」。
小さなお店ですが、テイクアウトの鰻を求める人が大行列。
普段は定食もあるそうで「一度食べに来たいね」と行列を横目で見ながら通り過ぎる。(写真無し)
目黒不動(滝泉寺)恵比寿神
入り口には早咲きの桜。
本堂に上る階段の下に比較的新しい水かけ不動があった。
ひしゃくの水を気になる所にかけるとご利益があるという。
私は頭と足にたっぷりかけた。
階段を上りいよいよ本堂へ
恵比寿様はどこにあったか不明ですが、まぁいいでしょう。
のどかに参拝する方が多かった。
本堂の裏手に江戸時代の立派な大日如来(銅製)があった。
坂を下り10分ほど歩くと
岩屋弁天で有名な幡龍寺(幡は虫偏が正しい)弁財天
小さなお寺だけれど、手入れが行き届き、そこかしこに花が生けられ、清浄な気が漂う。
本堂
弁天堂には木造の弁財天が納められ
本堂脇の岩屋には、石像の弁財天が納められている。
小さいけれど歴史を感じるお寺だった。
日々の散歩道にこんなお寺があるといいな。
坂を下り、目黒川を渡る。
桜の季節には都内有数の桜の名所となり、若者であふれかえる場所だが、
今はただ静かな川辺。
坂を上がり、目黒雅叙園の入り口を通り、行人坂へ。(下線クリックで目黒雅叙園へ)
まだ紅葉が残る入り口付近。
雅叙園は思い出がたくさんある。
百段階段とランチセットの催しに2回、百段階段と生け花の催しに2回、
百段階段と横浜流星主演の映画とのコラボ展、行ったことがないという方を案内してとか、とにかく豪華な内装と百段階段が大好き。
そのほかに着物店のひな祭りパーティや、安藤忠雄と藤森照信の講演会とか。10回ほど行ったことがある。
でも今は昔、最近はとんとご無沙汰。
そんな雅叙園をさっと通り過ぎ 大円寺へ(大黒天)
以前娘とこの寺に寄り、由緒に感動したのだが、すっかり忘れていた。
まず、大河ドラマ「べらぼう」の最初の場面が吉原炎上の場面だったが、その時の火元がここ、目黒の大円寺。
江戸の3大大火の一つで目黒行人坂の大火と呼ばれている。
出火原因は放火。 14,000人以上が亡くなり、幕府は寺を許さず、70年の間、
再建を許さなかった。
寺の脇に残る石仏群。後ろの五百羅漢は火事で亡くなった人の供養の像。
この前に立つとひんやりした空気を感じる。
さらに八百屋お七(吉三恋しさに放火した)の相手の吉三が出家し 西運上人と名を改め、この地にあった寺で修業したそうだ。今も大円寺に墓などが残されている。
(ちなみに吉三の墓は各地にあり、出雲の鰐淵寺付近の山道を歩いていた時に
この地で行き倒れたとの看板があった。お墓もあるとの事だったが、見つけられなかった。)
とろけ地蔵。江戸時代品川沖で漁師の網にかかっった。
「悩みをとろけさせ、解消してくれる」というのが名前の由来。
金箔を張り付けて祈る薬師如来。
タイでは金箔を貼り祈る仏像はいくつか見たが、日本で見たのは初めて。
決して広くはない寺にこれだけの歴史が詰まっているとは感慨深い。
お腹が空いた~。目黒駅を通り抜け、丸富水産へ。
アジフライが厚くておいしい。
鯖みそ定食
ぶり大根。日本酒。
女性たちと来る時はちょっとおしゃれなレストラン。
夫と来る時はおしゃれなレストランでは夫は不満顔。
で、こんなお店が好き。
目黒に来る時はいつもここ。魚も大根も味が染みていてとてもおいしい。
妙円寺(福禄寿尊、寿老人尊)
目黒通りから入ったが、道を間違えぐるりと回ってしまった。
また階段?ふぅ~~とため息が出る。
立派な本堂
何だか山奥の古寺みたいに趣がある。
でも社務所は
和モダン。隈研吾の設計。
隈研吾は木を多用するのでお寺にも似合うのね。
反対側から。
瑞聖寺(布袋尊)
目黒通りから舗装された坂を下ると小さなお寺。
受付に女性がいて「どうぞ中に入って」と気軽に声をかけてくれる。
お堂には座布団が敷いてあって、布袋様と相対することができる。
何だかアットホームな温かい感じのするお寺。
最後は覚林寺(毘沙門天)
入り口 加藤清正公を祀ったお寺かな?。
毘沙門様はお堂の中。覗いてみたけれどよく見えなかった。
白金高輪駅から帰宅。
何回も七福神巡りをしていたが、山手七福神が江戸最初とは知らなかった。
目黒通りから一歩入るだけで清浄な空間が広がっていたりで、街と古風な空間との対比が面白かった。
寺と寺の間が10分程度で歩きやすく、散歩がてらにまた来たいと思える七福神だった。
そういえば有名な目黒不動も初めて行った。。
目黒の五百羅漢寺は何回か行ったのだが、ここを目黒不動と感違いしていた。
そんなこともあるのね。
東京には各地に七福神があるんですねぇ
数ある中でここが江戸で最初の七福神ですか
こちらでは七福神を祭る社寺を知りません
でも私が知らないだけかも(-_-;)
おめでたい初春におめでたい七福神を詣でて
今年も良い年でありますように、ですね。
>夫と来る時はおしゃれなレストランでは夫は不満顔。
家の夫も同じくです
女性は外に出た時はおしゃれなお店で、ですが
おしゃれな所では食べた気がしないんだそうです
(;^_^A
東京では、あちこちに七福神は存在してるのですね。
八王寺にも七福神がいるそうですが、私は歩くのが苦手なので歩いた事が無いのです。
毎年、銀河さんの七福神記事で、ああそうなのと思いながらも時間が経つと一つも覚えてないのは「百聞は一見にしかず」だからでしょうね
自分で歩いた所は覚えてますものね。
私も友達とならお洒落な店に入りたいですが、ラッシーパパとならファミレスです。
今回のここは知っているところがいくつかあって行きましたが、全部を知りませんでした。
深川、谷中しか行ってなくて、その他はもう無理かな。
毎年銀河さん家にいいことがありますように!
たくさんの神様や仏様に守られていらっしゃるわ。
七福神てどこにもあるものだと思っていました。
鎌倉にもあって巡った事ありますし、あるのが普通と思っていました。
>おめでたい初春におめでたい七福神を詣でて
今年も良い年でありますように<
ありがとうございます。書くのを忘れてましたが、
今年一年の良い年を祈ったのでした。
いつもの無宗教なのに一年の最初は信心深くなるのが不思議です。
ビオラさんのご主人もお洒落なレストラン拒否派ですか!
「ここ美味しいわよ」って一緒に行っても喜ばないのはガッカリしますね。
鎌倉の七福神を巡ったこともあるし、あるのが普通と思ってました!!
>おめでたい初春におめでたい七福神を詣でて
今年も良い年でありますように、ですね。<
ありがとうございます。意識してなかったのですが、
本当にそうですね。
無意識によい年になりますようにと祈ってました。
ビオラさんのご主人もおしゃれレストラン苦手派でしたか。「ここおいしいわよ」と一緒に行っても全く喜ばないとガッカリしますね。
でも一つ一つが遠そうで、今のところパスしてます。
あくまでも短時間で回れそうなところがベストです。
もともとお正月という行事が好きなので、お正月に関連する行事は楽しんでました。
国立博物館で2日か3日に獅子舞や、おめでたい神楽を開催されていた時も、国立劇場の初歌舞伎に獅子舞が踊ったりするのも好きで行きました。
それから箱根駅伝も。
ファミレスというのも良い手ですね。