「朧の森に棲む鬼」
今年もあと2日。
年末に予定がなかったので少しづつのんびり、お掃除をしています。
12月に入り「1日1捨て運動」を始めました。
思い切って沢山捨てることができないので、1日ひとつだけ捨てます。
今まで捨てたのは、和服用バッグ2つ、靴3足、トレンチコート、コートや上着、スカート、パンツ3本、厚手タイツ10本ぐらい、ゴムの緩んだ靴下などなど。
朝起きると今日は何を捨てるか考えます。
思い浮かばないときは本を数冊。
脇に除けるのではなく、ごみ箱まで必ず入れる。
やっぱりこれは使えそう・・なんて心変わりするのを防ぎます。
この調子でいけば1年で365個の不用品が減るはず!
地味に努力していこう!!
そうそう、なかなか手放せなかったロックミシン、目も悪くなり、糸通しが難しくなったので年明けに友人に譲りたいと思っています。
手放す決心が簡単にできるようになりました。
さて、今年の舞台を書いておかないと1年が終わりません。
自分の記録なので適当にスルーしてくださいね。
11月30日 寄席
市の行事です。
毎年あるのですが、今年は柳家喬太郎が出演するので行きました。
喬太郎の落語は深みはないけれど軽妙でただただ笑っていられるのが楽しい。
今まで3回、彼の出演する寄席を見に行きました。
ちょっと驚いたのが、正座ができず、講談の見台を借りて足元を隠していたこと。若いと思っていたけれど、彼も老化には抗えないのですね。
ねづっちは初めてですが、嫌みがなくていい感じ。
12月1日 「クリスマスキャロル」劇団昴公演 立川RISURUホール
時々公演していた市村正親さんの舞台を見たいと思いつつ、見損なっていた作品。
ディケンズの作品はあまりにも有名でクリスマス前に頻繁に上演されます。
主人公スクルージは強欲ゆえに皆に嫌われている。
クリスマス前夜、彼の前に3人の精霊が現れ、過去、現在、未来の彼の姿を映し出す。彼が手放してしまったものは何か、なぜそうしてしまったのか。
彼の未来は悲惨?スクルージの心に変化がが起きる。
脚本がしっかりしているのと、演者たちが巧みで安心して物語の世界に没頭できました。名作文学の底力を感じます。
12月8日 津軽三味線 カメリアホール
毎年カメリアホールで公演しているらしい。友人の紹介でチケットを手に入れました。
津軽三味線というと、東北でプリーツプリーズなどの布を加工していた三宅一生が、東日本大震災のあと、東北支援展覧会を開き、ここで東北の津軽三味線を聞いた。
初めて津軽三味線は、泥臭くて、いかにも東北の山野を連想させる伸びやかさがあり、すばらしかった。
でも今回の演奏はよりショー化されており、和太鼓や笛との共演もあり、イメージが違いました。
演奏も上手でこれはこれで素晴らしいけど一度聞けばよいかなぁ。
12月15日 「朧の森に棲む鬼」 新橋演舞場
劇団新感線が2007年に松本幸四郎主演で上演した作品を、歌舞伎で上演。
DVDも持ってます。私の中で劇団新感線ベスト5に入る作品
主人公ライは尾上松也と松本幸四郎のダブルキャスト。
もちろん松本幸四郎で取りました♪
歌舞伎役者が演じる「朧・・・」はどんな物だろうか、イメージが壊れるのは嫌と思ってましたが、素晴らしかった!!
新感線とどこが違うの?と言うぐらい新感線をより進化させたような造り。
演出がいのうえひでのりなので同じになるのでしょうね。
殺陣も全員の動きが素晴らしく生き生きとしており(さすが歌舞伎役者!)、舞台装置も凝っていた。
最後に宙乗りもあったのにはびっくり!!
もう一度見に行こうかと思ったが行けず残念でした。
今年もいろいろありました。
能登の地震と大雨の被害、ウクライナの戦争が終結しなかった事が一番残念です。
皆様良いお年をお迎えください。そして来年もよろしくお願いいたします。
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