旅行はあと2日ありますが、一気にブログを書きますね。♪
(最終日 佐川美術館・ポケモン工芸展より)
4月15日 4日目
今日は夕方から火祭りの最後を飾る「太鼓祭り」があるので
近江八幡で過ごす予定。
ボロボロに疲れてたのでホテルの朝食後ノンビリ10時ごろ出発。
バスが不便なのがわかったので、日牟礼神社まではレンタサイクルで行く。。
日牟礼八幡に寄り、その近くにあるロープウェイで八幡山城址へ。
仁王門の前に、昨夜の火祭りの黒い痕跡があちこちに。
日牟礼八幡本殿。
山門近くにあるロープウェイで八幡山城址へ。
ここは秀吉の甥で、関白まで昇進するも28歳で悲運の最期を遂げた豊臣秀次の居城だった。
ロープウェイ山頂駅からの眺め。山頂は散策路がめぐらされている。
ロープウェイを降りると立派な石垣。
城の推定図・・・建物は無いが所々に石垣が残る。
西の丸跡・琵琶湖と市街地を臨む。まだ八重桜が残ってますね。
西の丸から階段を下って行くと見晴らしの良い出丸跡へ
石垣の間から木が生え、年月を感じさせる。
村雲御所・瑞龍寺(本丸跡に建つ)
人もほとんどおらず、静かな散策が出来た。
下界に降り、「たねや」でお茶。
落ち着いた空間。
つぶら餅とアイス抹茶。お餅がアツアツ、抹茶がヒエヒエで美味しかった。
日牟礼八幡は今回3回目ですが、、「たねや」は今回が初めて。
念願果たしたわ♪
八幡堀巡りへ
これに乗って見ましょう。
堀の両側には古い建物がならぶ。
この日はずっと曇りだったが、時々青空が。
桜満開の時はお堀はさぞ美しかったでしょうね。
小腹が空いたので「たねや」の隣の店で箱寿司を頂く。
この後は近江八幡を拠点に活躍したブォーリズの建築巡り。(クリックでヴォーリズの説明へ)
白雲館(現観光案内所)
アンドリュース記念館
旧八幡郵便局
以前の旅でブォーリズ建築をゆっくり見学したので今回はサラッと見て歩いた。
夕方4時から祭りの最後を飾る、大太鼓の渡りがあると言う。
3時ごろ町中で出会った大太鼓。
神社前に各地区からの大太鼓が集合。
すぐに宮入が始まるのかと思ったが、五時過ぎても始まらない。
やっと始まったのは夕闇が迫る頃。
最近自転車に乗る自信が無くなったので、暗くなる前にホテルに帰った。
4日目終了
4月16日 5日目 最終日
近江八幡駅から守山駅へ バスで佐川美術館へ。
目的は「ポケモン工芸展」!!
実はポケモンて名前しか知らない。
けれどTVの「日曜美術館」で金沢の国立工芸館の、ポケモンの世界を日本の伝統工芸で表現するという展覧会を紹介し、興味深々で見た。
染色、陶器、金属、漆芸などの一流作家がポケモンに挑戦。
子供時代からリアルタイムで親しんでいた人、名前は知っていてもポケモンゲームをやったことが無い人、ポケモン自体全く知らない人。
様々な工芸家たちがポケモンを工芸作品にした。
魅力的なキャラクターが多いポケモンを三次元の立体作品にするなんて、それも伝統的な手法で工芸作品にするなんて面白い試み。
ポケモン全く知らないけれど見に行きたいと思った。けれど金沢は遠い。
金沢の友人に知らせるとすぐ工芸館に見に行き、写真を送ってくれた。
いいなぁ!
東京に来たら絶対に見に行こうと思っていたが、前々から行きたかった佐川美術館で展示していたとは!!!
今回の旅で、これが一番楽しみだったかもしれない。
美術館はガラガラ。
30分ごとに100~150人の予約を受けているが、予約が入るのは10人から20人ぐらい。
水に浮かぶような、こんな素晴らしい美術館をゆっくり堪能できるなんて最高の贅沢。
まずは美術館を一周。
入口
この建物は楽直入設計の近代的な茶室。
沢山の佐藤忠良の彫刻が建物の内外にあり、調和していていい感じ。
いよいよ入ります♪
写真撮影可は嬉しい。
金属工芸(銅使用) 吉田泰一朗作
陶器。模様の細かさに驚く。
陶器
信楽焼
自在金物。たぶん胴体がくねくね動く。満田晴穂作
人間国宝の方が作った漆のブローチ。
漆の茶入れ。
沖縄紅型の着物
カチカチと動かしていくと変形する。
陶器
ポケモンのキャラクターの名前は全くわからない!!
でも見ているだけでウキウキするような展覧会だった。
作者たちが、持てる工芸技術全てでポケモンに挑んだのが伝わる。
力作ぞろいだった。
ランチ
湯葉そばセット。
食事の後もう一度ポケモン工芸展を一周。
佐藤忠良(1912から2011)の彫刻、平山郁夫(1930~2009)の絵画、楽焼の楽直入(1949~)で有名な美術館なので、そちらも一巡した。
疲れがたまっていたので新幹線を早めに変更、
米原から帰った。
4泊5日の、派手で体力勝負の2度と行けない、充実の旅でした。
企画は全部達成!! 疲れた.~~。
買っちゃった!!
いつ着ようかしら?
イベント満載の旅終了。
読んで頂きありがとうございました。
旅行記を拝読させて頂きましたが、凄い・素晴らしい・ビックリと、どの言葉で表現していいのか分からない程の衝撃を受けました。
こんな派手な体力勝負の旅、これが最後かなぁと、銀河さんが仰ってるように、2度と出来ない内容の濃さでしたね。
銀河さんからの京都は何度も紹介して貰ってますが、今回の旅のような目的で旅行する方は少ないでしょう。
ご主人が企画したようですが、銀河さんが行きたい場所も網羅し二人が満足できた素晴らしい旅でしたね。
派手で体力勝負の旅でした。
でも一番疲れたのは脳でしょうか。
次々変わる環境と景色にゆったり旅とは違う面白さでした。
偶然各地でいろいろな行事や展覧会があり、それを詰め込んだらこんなになったのですが、もとは大阪の「日本の仮面」展に行きたい一心の夫の熱意でした。
旅の楽しみ方はいろいろありますが、こんな旅も楽しいです。
でも次あるかしらね。