人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

仏教  【20】

2015年02月05日 00時05分24秒 | 日記

  教義  <7>

諸法無我

人間は、しらずしらずの間に

自分自身の現存在を通じて、


幼い時から成長して現在にいたるまで

肉体や精神の成長変化を認めながら


そこに 自分 と呼ぶ実体的「我」を想定し

成長変化してきた 自分 そのものをつかまえて

自分は自分 であると考える


しかし、諸法無我はそれこそが

我執であるとして退け


変化をその変化のままに

変化そのものこそ 自分 なのだと説くのである


この意味で、諸法無我は

自己としてそこにあるのではなく


つねに一切の力の中に 関係そのもの として

生かされていると教える !!!

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