祭祀場としての北山城 <2>
第二尚氏一世監守韶威を元祖とする
子孫(具志川家)が代々北山城の監守を務めていたが
1665年に首里に引き揚げた
北山城は城主のいない廃城となる
その後祭祀信仰の場となった北山城
北山城は
数百年に亘る興亡史時代があった
権力闘争に敗れた按司一族・家臣らは各地に離散した
その子孫だとする
旧家・石碑・墓碑などがあり
一族の門中の家譜などによる伝承がある
北山城の歴史には
開闢神話の中で語られる
天孫王統時代の伝承の拝所
舜天王統の子孫の拝所
前昔北山・中昔北山・後昔北山時代の
子孫の語られる拝所の伝承がある
そして監守時代と
それぞれ異なる拝所は聖地となっている