人生黄昏時

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おもろさうし

2016年06月01日 00時00分40秒 | 日記

  おもろさうし

「おもろさうし」とは

12世紀頃から奄美、沖縄の島々村々で謡われ

伝承されてきた、歌謡を

 

第二王統4代目尚清王(1527~1640年)の

1531年から、8代目尚豊王(1621~1640年)の

1623年にかけて

琉球王府が収集し編纂した

沖縄最古の歌謡集(おもろさうし)で

全22巻収録されている

 

おもろは「思い(うむい)」の転訛りであり

おもろは神前で謡われた

祭祀歌謡だと考えられている

 

「おもろは」は主に

平仮名で書かれまれに漢字も混ざっている

今では使われていない


沖縄の古語が多く含まれ

難解で最初は何を書かれ何を歌われているのか

専門家も理解できなかった


近年になって

解読が進み大部分が理解されるようになっている

 

宗教的神謡が多く

祭祀、儀礼の場で謡われたのが中心で

14巻偶数を占めている

 

琉球開闢や天体・王・英雄・神職者・航海者・戦争

風景・築城・天象など謡われている

恋歌が少ない事などが特異である

 

短いものは二~四行のものもあり

長いものは四十行のものなどもある

韻文や対句を用いている

 

「おもろ」の謡数は1554首あるが

重複があり実数は1248首ある

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