竹富島には多くの神事が継承され、大切に守られている
島内には、御嶽(おん)と言う御願所が
28か所が存在し信仰の中心と成っている
それ以外の拝所を含めると80か所以上あると言われている
島の始祖と伝えられる6人の親神を祀った御嶽を
六山(むーやま)と呼ばれ
祭祀を行う最も重要な拝所とされている
島民は必ず六山に属し、ナーキョイやプイなどの祭祀には
それぞれの御嶽で家族、一族の安寧と健康を願う
六山に鎮座する神を蔡礼する、神人(主に女性)がいる
神人は世襲制で御嶽の香炉を管理している
また殿居元(トゥヌイムトゥ)やカンマンガーなどの役職もあり
世襲制で継承されている
竹富には西塘が首里王府の園比屋武御嶽の
神を勧請(分霊)して、国仲御嶽を建立する
八重山諸島で唯一琉球王府とつながる御嶽である
西塘は竹富の偉人として尊敬され讃えられて
西塘御嶽が造られている
また、島創りの2神が祀られ清明御嶽を加えると
九山(くぬやま)に成って、島民の強い信仰を集めている