人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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沖縄の仏教 【27】

2017年12月01日 00時18分35秒 | 日記

  仲尾次政隆 <5>

政隆の尽力によって宮良橋は完成した

その時、島民は喜び盛隆を称え謠を作った

 

 仲尾次主(シュー)ヌウ陰(カギ)ニ ~ 仲尾次様のお陰で

 宮良(メーラ)大川(ウーガー)ヤ  ~ 宮良大川に

 宝橋カキティ            ~ 宝のような橋が出来

 見事(ミグトゥ)デムヌ       ~ 見事なようすです

 宝橋上(ウイ)カラ         ~ 宝の橋の上から

 通(カ)ユルヒトゥヤ        ~ 通う人々は

 眼眉(ミマユ)打チ張(ハ)リティ  ~ 目眉が生き生きとして

 笑(ワラ)イフクイ         ~ 笑顔に満ちている

   以下略する      

また、頌徳碑と言う石碑も建っている

 

隆盛の赦免運動を官民上げて行い、嘆願書を王府に提出され

終身流刑だったが、1865年に放免となった

 

実に11年の流刑で那覇泉崎に戻り

政隆は6年後1871年7月8日、65歳で永眠する

 

仲尾次政隆は信仰に基づく実績と活動は評価される

無期流刑の中にあっても、信仰は深められ

 

信仰者として社会実践は奇跡であると

伊波普猷は著書の中で述べている

コメント
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