与那国の、ウガンフトゥティ(豊年祭)は
毎年旧暦の六月以降の吉日に行われる
その年、島全域の豊作を感謝し祝うと共に来年の
五穀豊穣を祈願する、ウガンフトゥティである
チマティ(前夜祭)が行われる
ッカプ(司)が、神酒、料理、島で獲れる物などを供え
感謝と来年の豊作祈願を行う
十山ウガン(御嶽)を始めに十三のオン(御嶽)に
供えるため、十三の膳が十三回供えられる
祈念の後、各集落の旗頭が集まり
棒踊りや舞踊などの奉納、大綱引きが行われる
夜には与那国島のウガン(御嶽)の最も神聖とされる
十山オンで、ドゥンタ(巻き踊り)が賑やかに行われる
全員で手をつないで輪を作り踊るドゥタンをする
輪の中には島外の者でも入ることが出来
老若男女を問わず全ての人が一つの輪の中で
ドゥンタする事によって島全体が
一体である事を体感するのである