人生黄昏時

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波照間島の祭&祀【2】

2018年06月25日 00時00分04秒 | 日記

  祭祀を行う場所を、沖縄本島では「御嶽」

宮古・八重山諸島では御嶽を「オン」

波照間島では「オン」を「ワー」と呼ぶ

 

島には「ウツィヌワー」と呼ばれる「ワー」は各集落には必ずある

この拝所から、集落から遠く離れた場所に「ピテヌワー」と言う

ウヤーン(神)が鎮座すると考えられるワー(御嶽)が

三ヶ所、東側と、南側、南西側に存在し

そこに向かって祈るウツィヌワ-である

 

富嘉ムラにある、アースクワーから、ピテヌワーである

ワトールワーに向かって祈り

 

前ムラのブスクワー・名石ムラのブイシワーからピテヌスワーでる

アバティワーに向かって祈り

 

南ムラのアラントゥワー・北ムラのミスクワーからピテヌスワーである

シィサバルワーに向かって、それぞれ祈願をするのである

 

ワーの構造は、石垣と福木に囲まれた、その中を聖域・神域と考え

この聖域の中に、ソヌーミ(神座)があり

シカー(神女)以外立ち入る事は出来ない

 

奥の正面には、神の依り代である、珊瑚石の、ブーがあり

その前には香炉が置かれている

 

またワーヌヒー(籠り屋)が建てられ

シカーが祭祀の時に待機し宿泊する建物である

 

ウツィヌワーは、常にピテヌワーを意識し

見通す事が出来るようになっている

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