古宇利島の西側に「、ファーナシガマと呼ばれる半洞窟がある
この洞窟は「始まりの洞窟」とも呼ばれている
最高神、天帝が地上に下した人類の祖と言われる
男女(兄妹)が住んでいた場所である
二人は天上から降ってくる餅を食し暮らしていたが
ある日餅は降らなくなった
そのためチヌグ浜の洞窟に移住し
魚介類などを獲り食し暮らしていた
ある時、海馬が「まぐわう」を見て男女の交わりを知る事になった
やがて二人に子供が出来、人類祖始と成った物語である
古宇利島にウンジャミ(海神祭)と言う祭祀がある
この祭祀の儀式の中に、人類創世を証する
餅降り・神送り・「まぐわう」の儀式がある
神お送りは、兄が魚の最中、海で亡くなった
兄の墓が大宜味村塩屋にある
そのため妹(女神)を船に乗せて神送りするのである
この儀式は、塩屋においても、兄(男神)を送る儀式が行われている
まぐわう、は選ばれた、神役の男女が
まぐわうの儀式の演戯を行い子孫繁栄を祈った
この儀式は1982年頃から行われていない
人類創世にまつわる、御願所、祠、お宮などの拝所が多数あり
神として祀られ、拝む対象になっている