伊江島はほぼ平坦な石灰岩台地で
中央から東寄りに古生層チャートから成る
標高172mの伊江島唯一の山
イータッチューと呼ばれ、島のシンボルとなっている
島の人はグシク(城)またはグシクヤマとも呼んでいる
イータッチューは島が形成されるよりも
七千年前も古い、オスレープ現象と呼ばれているものによって
形成されたと言われている
これは古い岩盤が新しい岩盤に潜り込む中で
一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象によって
形創られたと考えられている
この現象は世界的に見ても
伊江島のタッチュだけだと言われている
独特な型をした、赤色のチャートの岩山タッチュは
昔から航行する船の目印となっていた
去った戦争で砲弾の跡が多数残っている
米国インデアナ州出身で世界的に知られている
コラムニスト、アーニパイルが(昭和20年4月20日)
米軍従軍記者として、沖縄戦取材中に
日本兵に狙撃され、同年4月18日に死去(44歳)した
伊江島に彼の記念碑が建てられている