人生黄昏時

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久高島の祭&祀【1】

2019年06月05日 00時00分31秒 | 日記

  久高島は沖縄本島南部東側に約5.3㎞に位置する

周囲8㎞で東から南西方向に細長い平坦な島である

 

人口180人余り、阿座間港からフェで約20分

沖縄県南城市知念久高島となっている

 

久高島と言えば昔から神の島と呼ばれて

海の彼方異界ニライ カナイに繋がる聖地としている

 

沖縄には幾つかの開闢説話があるが

その一つが久高島の地に天帝(最高神)が

アマミク(天摩美久)を遣わし国創り始め

 

天帝の子である男女神を降臨させ

人類の始祖とした開闢説話がある

 

また久高島に、ニライ カナイから

五穀(米・麦・粟・豆・稗)の種子をもたらし

農業の始まり、五穀の発祥の地と

琉球由来記(1713年)に記されている

 

王朝時代、国王は、オナリ神である聞得大君(最高神女)を伴い

国の安寧と繁栄、国民の幸福と五穀豊穣を

この聖地で祈願していたのである

 

久高島はセジ(霊力)が最も集まる場所と考えられていた

 

島は多数の御嶽、祭場があり

人々の暮らしの中に祭祀が年中行事として

大切に守られ行われている

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