人生黄昏時

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久高島の祭&祀【2】

2019年06月10日 00時00分56秒 | 日記

  神の島と呼ばれる久高島には

沖縄の島々を創造した開闢説話

五穀発祥の地としての御嶽・御願所

 

また祭祀を行う時に、ニライ カナイから

来訪する神を迎えて行う祭場

 

アマミク(天摩美久)が創造した

沖縄開闢七御嶽の一つがフボー御嶽

 

久高島には数多くの拝所が存在している

フボー御嶽は久高島の最高の聖域とされ男子禁制である

 

年中祭祀は、ヒータチ―、ウプヌガナシ、テーラガーミ、

ハンジャナシー、十二年に一度行われるイザイホーなど

 

年間四十ほどの祭祀が、1960年時代まであったが

現在儀式は簡略化され、今では二十余りの祭祀が残り

現在も行われている

 

久高島には元家と呼ばれる、外間家と久高家がある

両家は祭祀の最高職である、ノロ(神女)と

 

ノロを補佐する、ウッテガミ(掟神)と根神

さらにタムト、ウンサク、ヤジクの神人がいる

 

タムトは61歳から70歳

ウンサクは54歳から60歳

ヤジクは42歳から52歳の三階級の女性の神人

 

31歳から41歳のナンチュと呼ばれる女性が

イザイホーの儀式を得て新しく神人に成る

 

久高島の祭祀はこれらの神人組織によって

祭祀に関係する御嶽、御願所で

 

年中祭祀、イザイホーなどの祭祀が執り行われる

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